ミキサー

Updated 3 ヶ月 ago

    ミキサーを使うと、各譜表毎に楽器の音色を変えたり、音量や広がりなど、再生時の調整ができます。

    ミキサーを開く

    次のどちらかの方法を使て、ミキサーを表示します。

    • キーボードショートカットの F10 (Mac: fn+F10) を押す。
    • メニューから 表示ミキサー を選ぶ。

    ミキサーでは、上は 明細領域、下は トラック領域 に分かれています.

    トラック領域

    Mixer Pannel

    トラック領域は下側にあり、Master Gain と各トラックの並びから成っています。

    Master Gain

    Master Gain は出力全体の音量を調整します。調整するには、スライダーのハンドルをクリックしてドラグするか、下のボックスに数値を入力します。

    トラック領域

    トラック領域を使って、譜表の楽器毎の音量を調整することができます。

    MuseScore はスコアの楽器ごとに "パート・トラック" を作ります。パート・トラックは、その譜表で使われる他の音色に応じて、さらに "チャンネル・トラック" に細分されます。多くの楽器はチャンネル・トラックを一つだけ必要としますが、他の楽器は、例えばバイオリンがアルコ・トレモロ・ピッチカートという具合に、複数の 音色 で演奏ができるよう複数のチャンネルが必要です。そうした追加のチャンネル・トラックは、トラックコントロールの上の矢印ボタンをクリックすることで、表示・非表示できます。

    Channels expanded
    パートのトラックを拡張表示.

    チャンネル表示矢印

    パート・トラック の一番上に、矢印が付いたボタンがあります。それをクリックするとチャンネル・トラックがあればその隣に表示・非表示するトグルスイッチになっています。チャンネル・トラック には矢印ボタンはなく、その場所にはパート・トラックの名が表示されます。

    ミュートとソロ

    各トラックの上部には緑色の ソロ(S) ボタンと赤色の ミュート(M) ボタンがあり、それをクリックする毎にその機能をオン・オフするトグルスイッチになっています。どれか1つのソロボタンがオンになると、ソロがオンになっているトラックだけが再生されます。ソロのランプが全く点いていなければ、すべてのパートが再生の対象になります。ミュートはこれとは反対の機能で、ミュートが点いているトラックは再生されません。ミュートとソロのボタンを組み合わせて使えば、再生の対象となる楽器を指定できます。

    パン

    ミュートボタンの下にあるダイアルで、パンを左右に振ることができます。そのダイアルをクリック・ドラグすることでパンの値を変えることができます。
    : MuseScore は未だチャンネル・トラック・チャンネルに対してパンの設定をサポートしておらず、パート・トラックには第1トラック・チャンネルのパンの値が表示されます。パート・トラックのパンの値は、すべての "子" に自動的に適用されます。

    音量

    トラック制御の中央にあるスライダーは、再生の音量をコントロールします。 : MuseScore は未だチャンネル・トラック・チャンネルに対して音量の設定をサポートしておらず、パート・トラックには第1トラック・チャンネルの音量の値が表示されます。パート・トラックの音量の値は、すべての "子" に自動的に適用されます。

    トラックの名称

    トラック下部のテキストボックスには、そのパート・トラックあるいはチャンネル・トラックの名称が表示されます。

    明細領域

    明細領域には、選択したトラックの設定内容を表示し、調整することができます。

    Details area

    Name

    そのトラックが関連するパートの名称です。パート・トラックとチャンネル・トラックの両方にそのパートの名称が表示されます。 : パートの名称は編集できますが、ミキサーでだけ有効です。チャンネルの名称は編集できません。

    Channel

    チャンネル・トラックを選択すると、そのチャンネル・トラックの名称がここに表示されます。

    Drumset

    そのパートがメロディ楽器なのか、打楽器なのかを示します。通常のメロディー楽器については、同じ音質の各音は同じ音色ですが、ドラムセットの温室は、高さにより異なる音質となっています。

    Patch

    サウンドフォントの実音でその楽器に割り当てられたもの。

    Volume

    再生される音の音量

    Pan

    そのパートに適用されるパン

    Track Color

    この色を使って、特定のパートを見分けやすくできます。ここをダブルクリックするとそのトラックの名称を表示する色を選ぶことができます。パート・トラックの色を指定すると、自動的に子のトラックの全てが同じ色に変わります。

    Port と Channel

    そのパートが演奏について、 MIDI 出力でのポートとチャンネル

    Reverb / Chorus

    MIDI 出力に送る リバーブ/コーラスの値。この情報は MIDI デバイスに送るものであって、MuseScore にビルトインされた音の再生には無関係。

    Mute Voice

    これを使って、各譜表の中で声部を個別にミュートすることができます。各行はそのパートの異なる譜表を表していますから、一番上の行の "2" を押すと、そのパートの1番上の譜表の声部2がミュートされます。

    詳細領域を隠すボタン

    詳細領域の一番下に横長のボタンがあって小さな三角がその上に付いています。そのボタンをクリックすると、詳細領域は隠れ、使用できる領域が広がります。それを再度クリックすると、詳細領域が元に戻ります。

    音質

    "Patch" のドロップダウンメニューには、使用中の サウンドフォント がサポートする各楽器が含まれています。シンセサイザー に複数のサウンドフォントを搭載しているなら、それらすべてのサウンドフォント ( SFZ が含まれることも ) の音質が、シンセサイザーに設定された順に従って、1つの長い表に現れます。

    ヒント: 楽器を見つけるには "Patch" の表をクリックし楽器名の最初の文字をタイプします。必要に応じてそれを繰り返します。

    譜表中途で音色の変更 (ピッチカート、ミュート、など)

    ある種の楽器はミキサーに複数のチャンネルが表示され、スコアのどこででもそれらの音に変更できます。例えば、バイオリン・ビオラ・チェロなどの弦楽器ではつのチャンネルが割り振られていて、一つは "アルコ"、次は "ピッチカート"、もう一つは "トレモロ" です。トランペットでは、一つ目は "標準" で、もう一つは "ミュート" といった具合です。

    次の手順は弦楽器でピッチカートを使う場合の例で、同じ手順が他の音色を変えられる楽器にも使えます。

    1. ピッチカートにしたいセクションの最初の音符を選び、
    2. メインメニューから 追加テキスト譜表テキスト を選び、
    3. Pizz. をタイプします。この時点での譜表テキストは単に文字として表示されているのみで、再生に影響しません。
    4. その譜表テキストを右クリックし、譜表テキストのプロパティ… を選び、
    5. "譜表テキストのプロパティ" ダイアログの "チャンネル変更" タブで、左側にある声部を選んで、
    6. ドロップダウンメニューから ピッチカート>を選びます。

      Staff text properties

    7. OK をクリックしてスコアに戻ります。

    加えた譜表テキストの後に続く全ての音符はピッチカートの音質となります。その後の楽譜で通常の弦楽器の音に戻すには、上記手順に従って進め、ステップ3で arco をタイプし、ステップ6で 標準 を選びます。

    参照

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