連符

連符は、拍子記号での通常の拍打ちではないリズムを記載するために使われます。例えば、16分音符による3連符は、8分音符1拍を2つではなく3つに分けます。6/8 拍子で4分音符による2連符は、付点4分音符1つを8分音符3つではなく2つの4分音符に分けます。

手引き

3連符を作るには、まずそのスコアで3連符 "全体" の長さになる音符を1つ選びます。(例えば、8分音符の3連符であれば、まず4分音符を選びます。)

Quarter note selected

メインメニューから、音符連符3連符を選びます。これで、全体の長さを3等分した3連符ができます。

Triplet eight note followed by rests

そして、その3連符を編集します。

Three triplet eight notes

カスタム連符

例えば4分音符1つの長さを16分音符で13連符にするといった通常範囲ではない連符を作成するには、まずその連符全体の長さとなる4分音符 (あるいは4分休符) を選んで 音符連符その他... と進み、連符の数 13 と元となる音符の長さ 4 を入力します。(13/4)

Create tuplet dialog

Thirteen-tuplet in the space of one quarter, or four sixteenths

音符入力モード

音符入力モードでの連符の入力は、上で説明した入力方法とは少し異なっています。以下、8分音符の3連符を作るステップ毎手引きです。

  1. N キーを押して音符入力モードに切り替えます。
  2. 音符入力マーカーが、3連符を始めたい場所にあることを確かめます。(必要に応じ、右左矢印キーを使いましょう。)
  3. 音符入力のツールバーで3連符全体の長さの音符を選びます。この例では、4分音符をクリックします。(キーボードなら 5 を押します。)
  4. メインメニューから 音符連符3連符 を選ぶか、Ctrl+3 (Mac: +3) を押します。
  5. 8分音符の長さが自動的に選択されているのを確かめましょう。譜表をクリック、あるいはコンピュータや MIDI のキーボードから、音符を加えてゆきます。

設定

一つの連符の表示をカスタマイズうるには、インスペクターをプロパティを変更することによりできます。スコアの全ての連符に関するスタイル全般を変更することも可能です。

インスペクタ

連符の表示のプロパティを変えるには、連符の番号か括弧を選択し、インスペクター (F8) を使います。

Tuplet Properties in Inspector

もし連符の番号も括弧も表示されない場合には、連符の音符を一つ選択し、インスペクタの一番下に表示される連符ボタンを使って上のダイアログを表示させます。

Select tuplet in Inspector

括弧の方向 は、自動 を選ぶと、符頭から見て符幹や連桁と同じ側になります。 あるいは を選ぶと、符幹や連桁の位置に関わらず、符頭の上あるいは下に括弧を置くことになります。

数字のタイプ は、数字 を選べば整数が、関係性 を選べば2つの整数による比が表示されますが、 表示しない を選べば何の表示もありません。

Tuplet with a 5:6 ratio and auto beam

括弧のタイプ自動 を選べば音符が連桁されていれば括弧は表示されず、連符に連桁されない音符や休符が含まれている場合には括弧が表示されます。括弧 もしくは 表示しない を選ぶと、括弧はそれぞれ表示もしくは非表示となります。

括弧あるいは数字を動かすと、垂直位置と水平位置のオフセットが変わるのが分かります。(標準のオフセントは、どちらも 0sp です。)

スタイル

スタイル一般... と進み、連符 を選びます。そこでは連符プロパティの全てが変更できます。

Dialog: Style / General... / Tuplets

2点の調整が可能です:垂直と水平

  • 音符からの垂直距離には、sp 単位による3つの設定と、チックするかどうかという1つの設定があります。

    • 最大斜度: 標準値 0.50; 設定範囲 0.10 ~ 1.00
    • 符幹からの垂直距離 (下記 (2)を参照): 標準値 0.25; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
    • 符頭からの垂直距離 (下記(3)を参照): 標準値 0.50; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
    • 譜表を避ける: 標準でチェックされている
  • 音符からの水平距離には、sp 単位による4つの設定があります。

    • 最初の音符の、符幹の前の間隔 (下記(5)参照): 標準値 0.50; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
    • 最初の音符の、符頭の前の間隔: 標準値 0.00; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
    • 最後の音符の、符幹の後の間隔 (下記(6)参照): 標準値 0.50; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
    • 最後の音符の、符頭の後の間隔: 標準値 0.00; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00

Tuplet stye legend

参照