連符を作成
連符とは、拍子記号で通常許可されている方法以外の方法でビートを分割する音符のグループです。 1 拍に 3 つの 8 分音符で構成される 3 連符は、最もよく知られたタイプの連符です。
単純な連符
上に示した 3 連符のような単純な連符は、音符入力モードまたは通常モードで入力できます。
- 連符を開始する音符/休符 (または空の小節) に移動します。
- 連符グループ全体の最終の 長さを選び ます。(たとえば、上記の例の8 分音符 3 連符の場合は 4 分音符になります。 — キーボード ショートカット 5)
- 次のコマンドのいずれかを使います。
- 必要な連符のキーボード ショートカットを押します。つまり、3 連符の場合は Ctrl+3 です。 4 連符の場合は Ctrl+4 など、最大は 9 連符に対する Ctrl+9 (Mac: Cmd+3 ~ Cmd+9) です。
- メニューから 追加→連符… を選択し、目的の連符を選びます。
- 音符入力ツールバーで 連符 アイコンをクリックし、ドロップダウンから選びます。
音符または休符が自動的に分割され、適切な注釈が適用されます。
- 希望する一連の音符/休符を入力します。
通常モードで
- 目的の連符グループの完全な 長さ を指定する音符または休符を選びます。 事前にこれをスコア内に作成しておく必要がある場合があります。 したがって、8 分音符の 3 連符が必要な場合は、4 分音符/休符を選ぶ必要があります。
- 次のコマンドのいずれかを使います。
- 必要な連符のキーボード ショートカットを押します。つまり、3 連符の場合は Ctrl+3 です。 4 連符の場合は Ctrl+4 など、最大は 9 連符に対する Ctrl+9 (Mac: Cmd+3 ~ Cmd+9) です。
- メニューから 追加→連符… を選択し、目的の連符を選びます。
- 音符入力ツールバーで 連符 アイコンをクリックし、ドロップダウンから選びます。
音符または休符が自動的に分割され、適切な注釈が適用されます。
- 希望する一連の音符/休符を入力します。
連符の連続
一連の連符を入力する必要があり、連符コマンドを繰り返したくない場合は、最初の連符の音符を選んで R (繰り返し) を押し、必要に応じて何度でも繰り返します。 次に、キーボードの矢印、再入力、または re-pitch mode を使って、後続の音符を所定の位置に移動します。
カスタム連符
より複雑な連符でも次のように作成できます。
- 音符入力モードで、連符の合計の長さに等しい音符 長さ を選びます。 または、通常モードの場合は、希望する全体の長さの音符または休符を選択します。
- メニュー (追加→連符…) からか、音符入力ツールバーの連符アイコンをクリックして、連符の作成 ダイアログを開きます。
- 比 フィールドで、連符の希望の数の比率を指定します。
- 数 と 括弧 を設定して、必要な連符表示を取得します。
- OK を押してダイアログを閉じます。
- 希望する一連の音符と休符を入力します。
連符の入れ子
連符は他の連符の中に入れ子にすることができます。
連符の入れ子を作るには:
1. 前述のようにして外側の連符を作ります。
2. 個々の音符を入力しながら、内側の連符を作ります。(内側の連符の記譜長の合計を選んで、連符コマンドの 1 つを使って適切に分割します。)
連符の表示を変える
連符番号または括弧の表示または非表示を選択したり、方向を変更したり、線の太さを調整したりできます。 詳細については、次の 連符のプロパティ を参照ください。
連符のプロパティ
選択した連符の表示は、プロパティ パネルの 連符 セクションで変更できます。
向き: 連符表示が譜表の上か下か。 利用可能な設定は、「自動」、「↓」(下) 、「↑」 (上)、です。
数字の種類: 数値表示に影響します。 「数」、「比」、「なし」から選びます。
括弧の種類: 括弧の表示を設定します。 設定は「自動」、「ブラケットあり、」「ブラケットなし」です。
線の太さ: 連符括弧の太さ (表示されている場合)。
連符のスタイル
フォーマット→スタイル→連符 からスコア内の連符のグローバル プロパティを設定できます。 これらの設定により、連符のデフォルト表示を細かく制御できます。
設定には次のものが含まれます。
- プロパティ
- 角括弧
- 音符からの縦方向の距離
- 最大傾斜
- 符幹からの縦方向の距離
- 符頭からの縦方向の距離
- 譜表を避ける
- 音符からの横方向の距離
- 先頭の音符の符幹までの距離
- 先頭の音符の符頭までの距離
- 最後の音符の符幹からの距離
- 最後の音符の先頭からの距離