反復番号括弧、あるいは1番括弧・2番括弧は、繰り返しでの終わり方を違ったものにするために使われます。
次のいずれかの方法を使います:
注: Shift< を使ったコマンドだけが、その反復番号括弧の 再生 の開始と終了を変更できます。視覚的 な開始と終了位置の微調整には、キーボードの矢印 コマンド を使うか、マウスでハンドルをドラグしますが、この方法では再生のプロパティを変えることにはなりません。
開始や終了のハンドルを選択すると、譜表上の アンカー 位置につながる点線が表示されます。このアンカーが反復番号括弧の再生の開始と終了の位置を示しています。
反復番号括弧のテキストやその他のプロパティは、線のプロパティのダイアログで変更できます。反復番号括弧を右クリックして 線のプロパティ...を選びます。次の例での反復テキストは "1.-5." の表示となっています。
また、反復番号括弧を右クリックし、反復のプロパティのダイアログを表示させることもできます。そこから、表示される反復テキスト (上記の線のプロパティの場合と同じもの) と反復一覧の両方を変更することができます。一つの反復番号括弧をある特定の場合に繰り返し、他の反復番号括弧はそれ以外とするには、繰り返しの回の数をコンマで区切ってリストにします。下の例では、この反復番号括弧は 1, 2, 4, 5 と 7 回目の繰り返しで演奏されます。3, 6 回目は別の反復番号括弧での終わり方でしょうし、あるいは 8, 9回目にも別の反復番号括弧で繰り返されるのでしょう。
繰り返し再生が2度を超える場合もあります。上記の場合、反復テキストは5回演奏してから次に続くことを示しています。繰り返し再生する回数を変更したい場合、繰り返しを終える縦線のある小節に行き、[反復カウント] を変更します。詳細は 小節の操作: プロパティ、その他 を参照ください。