ここがスコアの 全 テキスト要素に適用されるフォーマットの最高レベルにあり、タイプ毎個別に定めます。例えば、譜表テキストは特有のスタイルであり、テンポ記号、歌詞、コード記号なども同様に。テキストスタイルを編集することで、対象の全ての表示を一括して変更することができます。
テキストの スタイル を編集するには、次の方法のどちらかを使います:
* 対象のテキストを選択し、メニューバーから「スタイル」→「テキスト...」と進む。
* 対象のテキストを右クリックし、「テキストスタイル...」を選ぶ。
それにより、テキストスタイルの編集 ダイアログが表示されます。
利用できるオプションは、次のの種類に分かれています:
テキスト :
オフセット
位置合わせ
フレーム
注: 透明度はダイアログの "アルファチャンネル" で設定し、透明 0 から 不透明 255 の範囲にします。
そのテキストスタイルはスコアと一緒に保存されます。他のスコアでも利用したい場合には、しびスタイルの保存をし、他のスコアでそのスタイルを読み込むことが必要です。
加えた変更は、適用 を押し OK とすれば、作業中のスコアあるいはパート譜に適用できます。
スコアのパート譜の一つを作業中であれば、 OK する前に 全パート譜に適用 のオプションを利用すれば、他のパート譜を個別に設定する必要はありません。
個別に変更したテキストをそのスコアで定義したテキストスタイルに戻したいとか、古いバージョンのMuseScoreで行った変更を MuseScore 2 の既定テキストスタイルにしたいといった場合には、テキストをスタイルの設定にリセット のオプションを使います。
スタイルをリセットしたいテキストを選び、インスペクタ の テキストをスタイルの設定にリセットをクリックします。同じスタイルのテキスト全てを "リセット" したい場合には、まず一つを右クリックし、次に「選択」→「全ての類似した要素」を選びましょう。
テキストスタイルはそのドキュメントの他のスタイルとともに スタイルファイル として保存し他の MuseScore ファイルに読み込むことができます。スタイルの保存・読み込み を参照ください。
これはテキストフォーマットの次のレベルにあり、対象とする特定一つのテキストのスタイルについてだけ、影響を及ぼします。
特定一つの対象のプロパティを編集するには:
それにより次のダイアログが表示されます:
表示されるプロパティは上で説明した テキストスタイルの編集 ダイアログで既にお馴染みです。スタイルの設定にリセット ボタンを使えば、ドロップダウンリストの対象のスタイルを適用することができます。