プラグインとは小規模なコードで、MuseScore に特定の機能を追加します。プラグインを有効化するとプラグインメニューに新しい項が付け加わり、スコアあるいはその一部で所定の動作を果たします。プラグインとは、ユーザーが、最小限のプログラム技術でソフトウェアに機能を加えることができる方法です。
MuseScore はある種のプラグイン付きで配布されています。 →以下ご参照。 プラグイン貯蔵庫 では、多くのプラグインを見ていただけます。あるプラグインは MuseScore 2 で動作し、他は以前のバージョンの MuseScore で動作し、両方で使用できるものもあります。これを識別するのは、MuseScore 2.0 用は拡張子が ".qml" で、以前のバージョン用は ".js" です。
プラグインのあるものは、例えばフォントといった他の要素のインストールを必要とすることがあることに、ご留意ください。そのプラグインの文書を点検し、詳細を得てください。
ほとんどのプラグインは ZIP 圧縮形式で提供されていますので、そのプラグインの .zip ファイルをダウンロードし、以下に記載するディレクトリにそれを解凍します。非圧縮の
.qml ファイルのままで提供されている場合は、ダウンロードしてディレクトリに保存ます。
プラグインをインストールしたなら、プラグインマネージャーで有効化する必要があります — →以下ご参照。
MuseScore で事前にインストールされたプラグインは、
Vista、7、10 では:
%ProgramFiles%\MuseScore 2\Plugins
(64-bit version は %ProgramFiles(x86)%\MuseScore 2\Plugins
) 、
XP では:
C:\Documents and Settings\USERNAME\Local Settings\Application Data\MuseScore\MuseScore 2\plugins
(使用言語による調整が必要)
に収録されています。
これらのフォルダーを新しいプラグインのインストールに使ったり、変更したりしてはなりません。そうではなく、%HOMEPATH%\Documents\MuseScore2\Plugins
あるいは他のフォルダーとし、MuseScore の 環境設定 で定義します。
Mac OS X で MuseScore が事前にインストールしたプラグインは、/Applications/MuseScore 2.app/Contents/Resources/plugins
に収録されており、それを見るには MuseScore 2.app を右クリックし、"Show package contents" を選択して ~/Library/Application Support/MuseScore/MuseScore 2/plugins
をチェックします。
このフォルダーを新しいプラグインのインストールに使ったり、変更したりしてはなりません。そうではなく、~/Documents/MuseScore2/Plugins
あるいは別のフォルダーにして MuseScore の 環境設定 で定義します。
Linux で MuseScore が事前にインストールしたプラグインを探すのは、
/usr/share/mscore-2.0/plugins
と
~/.local/share/data/MuseScore/MuseScore 2/plugins
です。
このフォルダーを新しいプラグインのインストールに使ったり、変更したりしてはなりません。そうではなく、~/Documents/MuseScore2/Plugins
あるいは別のフォルダーにして MuseScore の 環境設定 で定義します。
プラグインメニューからインストール済みプラグインへのアクセスを可能とするには、それをプラグインマネージャーで有効化する必要があります。:
新しいプラグインを作ったり、既存のプラグインを編集したり、それを稼働させるには、プラグインクリエーターを使います。:
全ての要素に関する文書がここにあります。
MuseScore に予めインストールされているプラグインがあり、有効化されていない状態が既定値です。プラグインを有効化するには →上 をご参照ください。
このプラグインは、ファイルあるいはクリップボードから ABC テキストをインポートします。 外部のウェブサービス を利用するのでインターネット接続が必要で、 abc2xml を使用して ABC データを送受し、MusicXML を返したり MuseScore にインポートしたりします。
このプラグインは選択した一連の小節、あるいは選択していない場合にはスコア全体に、指定する間隔で譜表の折り返しを入力します。この機能は 編集 → ツール → 譜表の折り返しの追加/解除 が取って代わっているので、新たに配布されることはありません。しかし、もし、MuseScore 2 のベータバージョンより前のものを使用しているのなら、このプラグインが残っているかもしれません。
このデモ用プラグインは、選択した音符に音高に依って色付けします。全譜表と声部の全ての音符の符頭にBoomWhackers式に従って色付けします。各音高は異なる色です。 C と C♯ は違う色ですが、C♯ と D♭ は同じです。
全ての音符を黒にするには、プラグインを(同じ設定で)もう一度稼働させればできます。'Remove Notes Color' plugin プラグインを使ってもできます。
このデモ用プラグインは、新しいスコアを作ります。C D E F の 4 つの 4 分音符の新しいピアノ譜を作ります。スコアを新しく作り音符を入力することを学び始めるのに、このプラグインは良いでしょう。
このデモ用プラグインは、基本的な作業を表示します。
このプラグインは、音符を名付けます。音符の英語名を (譜表テキスト として) 、1 と 3 の声部は譜表の上に、2 と 4 の声部は下に、和音は一番上の音符からコンマで区切ったリストとして、表示します。
あなたの言語設定に応じた音名を使った訳語バージョンが プラグイン貯蔵庫 にあり、利用できます。
このデモ用プラグインは、GUI パネルを作成します。
でたらめなスコアを作ります。
これもでたらめなスコアを作ります。
このデモ用プラグインは、外部コマンドをかどうします。おそらく Linux でのみ稼働可能でしょう。
この試験的プラグインは、スコアの一覧表を繰り返します。
このデモ用プラグインは、ScoreView を使うとどうなるかを見せてくれます。
この試験的プラグインは、スコアの全要素を歩いてゆきます。