メニューを [編集] → [環境設定]> (Mac: [MuseScore] → [環境設定]) と進めば、MuseScore の既定動作をカスタマイズできます。
環境設定のウィンドウには複数の操作タブがあります。
すべての設定を既定値にリセット を使えば、環境設定は MuseScore を当初インストールした際の規定値に戻ります。
キャンセル で、変更を適用することなくダイアログを閉じます。
ここでは次のものを設定できます。
キャンバスを使えば、背景や用紙の色・壁紙を設定することができます。規定値で、"背景" は灰色 (RGB 221, 221, 221; Alpha 221) で "用紙" は白です。
このタブには、音符入力モードとMIDIリモートコントロールがあり、次の設定ができます。
MIDIリモートコントロール を指定すれば、パソコンのマウスやキーボードではなく、あなたの MIDI キーボード上のキーで音符・休符を入力したり、音価を選択したり、 音符入力モード に出たり入ったすることができます。規定値はオフになっています。
MIDIキーにコマンドを指定するには:
、MIDI 経由でスコアに音符を入力する際に、コンピューターのマウスやキーボードを使うことなくMIDIキーボードから直接に音符や休符の長さを選らぶことができます。
既定値ではMIDIリモートコントロールのチェックボックスはチェックされずオフになっていて、全てのボタンが灰色表示です。設定をするには、MIDI キーボードを接続して行ってください。
キーの設定を行った後は、音符入力にMIDIキーボードを使うことができます。MIDIキーを押しながら音符入力の ツールバー をみることで、キー設定を確かめることができます。
MIDIリモートコントロールを一時的に作動させないようにするには:MIDIリモートコントロールのチェックを外ずせば、全てのMIDI入力キーが灰色になります。あなたの設定は常に保存されるので、MIDIリモートコントロールをオフとしても設定内容は失われません。
重要:
(1) "クリア" ボタンで、その時点の MuseScore セッションに使っていた緑色ボタンは全て消えますが、ユーザーが設定した MIDIキー設定は保持されていて、次のセッションで再度読み込まれます。
(2) 設定した MIDIキー設定はそれ以後オフとすることはできず緑色ボタンは点灯のままとなりますが、赤色ボタンを再度使って別の MIDIキーで上書きすることができます。
(3) 残念ながら、同じ MIDIキーを誤って2つあるいはそれ以上の音符の入力に割り当てた場合、それら全ての緑色ボタンは点灯しますが、実際に機能するのは1つだけです。上記 (2) の方法で、修正しましょう。
スコアでは次の設定ができます。
I/O は、内臓スピーカー、USB ヘッドセット、ワイアレスといった音楽再生に使うデバイスや、、プラグイン・キーボードなど MIDI 器具を使うかどうかとか、出力を JACK を経由して行うかどうかを設定します。
オーディオインターファイス (API) を設定し、内臓スピーカ/ヘッドフォン・USBヘッドセット・ワイアレスなど、オーディオ再生に使うデバイスを指定することができます。
外部の MIDI 入力デバイスを接続する際、その ID が MIDI Input に表示されます。MuseScore 2.2 からは、そのデバイスが 最初 に接続された際に、MIDI Output オプションを正しく選んでおく必要もあり、それによって、音符入力がと適切なオーディオ再生が可能となります。それを行った後、一旦閉じてから再度プログラムを立ち上げ、変更点を確かめます。
version 2.2 以前の MuseScore では、"MIDI Input" のオプションだけが利用できます。正しい MIDI output は MIDI Input が正しく接続されたばあに自動的に設定されます。
Check these options as required if using the JACK Audio Connection Kit を使う場合には、このオプションを設定します。
他のソフトウェアで作られたファイルをどのようにインポートするかを設定します。
MuseScoreのファイルをどのようにエクスポートするかを設定します。
MuseScore のすべての機能と、その機能に対して既に割り当てられているショートカットキーの一覧が表示されます。一覧表に既にあるものに対して新しいショートカットキーを定義するには、定義 ボタンを押すか、既存の設定をダブルクリックしてから、新たなショートカットを4つまでのキーで入力します。すべての設定を既定値にリセットしたり、特定のショートカットを選んでクリアすることができます。環境設定で一覧されたキーボートカットキーは、メニューの関連コマンドの横に表示されます。
注:キーボードによっては、既定値を含むいくつかのショートカットが使えない場合があります。
ショートカットのリストは印刷したり、画面右下にある 印刷 ボタンを使って pdf など他のメディアにエキスポートすることが可能です。
MMuseScore の開始時にアップデートを自動でチェックするかどうかを設定します。
メニューを [ヘルプ] &rarr [更新の確認] と進めば、アップデートを手動でチェックできます。