オクターブ線 は、記載された音高のオクターブ上あるいは下で演奏するよう指定するために使われます。線は点線でも実線でも構いません。オクターブ線は、基本とアドバンス ワークスペース の 線 パレット に用意されています。
8─────┐/ 8va─────┐: 記譜された音高の1オクターブ上で演奏
8─────┘/ 8vb─────┘: 記譜された音高の1オクターブ下で演奏
8va alta/bassa 線は特にピアノ譜で一般的ですが、他の楽器でも用いられることがあります1。15ma alta (2オクターブ上) や 15ma bassa (2オクターブ下) も時折用いられます。
MuseScore はスコアを再生する際、オクターブ線の箇所を自動的に正しい音高で行います。
スコアに線を適用する をご参照ください。
垂直位置を調整するには、線: 垂直位置の調整 をご参照ください。
線: 長さの変更 をご参照ください。
他の線と同じく、オクターブ線もカスタマイズ可能です。カスタム線と線のプロパティ をご参照ください。
オクターブ線特有のプロパティは、インスペクターの オッターヴァ セクションで調整できます:
* 種類: オクターブ線の文字表示を変更します。
* 配置: 譜表の "上" あるいは "下" に設定します。
* 数字のみ: チェックを入れれば数字のみ(例 "8")になり、チェックを外せば数字と文字両方(例 "8va") になります。
Gerou/Lusk. Essential Dictionary of Music Notation (Internet Archive). ↩︎