パレット

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Palette area

概要

音楽記号とテキストをスコアに適用するには、パレットを使うことをお勧めし、以下、パレットを使う を参照ください。

MuseScore には、項目を性質別に整理した 事前定義 パレットが同梱されています。

  • デフォルトの MuseScore 3.6.2 基本 ワークスペース プロファイル で表示される定義済みパレット: 音部記号、調号、拍子記号、臨時記号、アーティキュレーション、装飾音符、線、縦線、テキスト、テンポ、強弱記号、反復記号、区切りとスペーサー、連桁のプロパティ。
  • 上記のすべてのパレットに加えて、デフォルトの MuseScore 3.6.2 Advanced ワークスペース プロファイルに表示される定義済みパレット: 括弧、装飾記号、ブレスと休止、符頭、アルペジオとグリッサンド、トレモロ、フィンガリング、フレットボード ダイアグラム、フレームと小節。
  • デフォルトでは、どの組み込みワークスペース プロファイルにも表示されないパレット: アコーディオン、バグパイプ装飾音。

パレット領域内のパレットを非表示にしたり、表示したり、再配置するには、下の パレット領域をカスタマイズする セクションを参照ください。
パレットを展開したり折りたたんだりするには、下の パレットを展開/折りたたむ セクション を参照ください。
パレット領域内のすべてのパレットの現在の表示設定と展開/折りたたみの状態は、現在使用中のワークスペース プロファイルに自動的に保存されますが、スコア ファイルとは関係ありません。

すべてのパレットの内容はカスタマイズできます。また、空の custom パレットを作成し、その内容を独自に設定することもできます。下の パレットの内容をカスタマイズする セクションを参照ください。

音楽記号とテキストを適用する他の方法:

パレット領域の表示/非表示

パレット領域のデフォルトの位置は、ドキュメント ウィンドウの左側です。 表示または非表示にするには:

  • メニューから 表示パレット を選ぶか、キーボード ショートカット F9 を使います。

パレット領域のドッキングを解除するには:

  • 二重山の記号 (上の画像の丸で囲まれた部分) をクリックするか、パネルの上部のバーをダブルクリックします。

パネルを再び接続するには、上部バーを再度ダブルクリックします。 詳細については、サイドパネル を参照ください。

パレット アイテムを使う

パレットから記号を適用する

バージョン 3.4 以降

  • 1 つまたは複数のスコア要素を選択し、目的のパレット記号を クリック します。 または、記号を譜表内の目的のスコア要素にドラグ アンド ドロップします。

3.4 より前のバージョン

  • 1 つまたは複数のスコア要素を選択し、目的のパレット記号を ダブルクリック します。 または、記号を譜表内の目的のスコア要素にドラグ アンド ドロップします。

記号をスコアにドラグしているときに、その記号を適用したくない場合は、Esc を押します。

ヒント: 使用中にパレットのコンテンツが誤って再配置されないようにするには、パレット名を右クリックし、編集を有効にするのチェックを外します。

最後に選択した項目を適用する

MuseScore はパレット項目へのキーボード ショートカット バインディングを提供しませんが、効率を向上させるために同じシンボルを連続して複数回適用するようにショートカットを設定できます。 一部のユーザーは、ピアノのペダルマークを適用するときにこの方法が便利だと感じています。 (注意: ピアノのペダル マークの記号は [線] パレットにあります。)

まず、環境設定: ショートカット の「現在のパレット要素を適用」にキーボード ショートカット キーを割り当てます。 マウスを使ってパレット項目をクリックしてスコアに一度適用した後、他のスコア要素を選択し、ショートカット キーを押して同じ (最後に適用した) 項目を繰り返し適用できます。

キーボード ショートカットを割り当てて個々の強弱記号を追加できる MuseScore プラグイン Dynamics actions も参照ください。

記号名 で検索すると、パレットを視覚的に検索することなく記号を見つけることができます。 パレットの表示/非表示ステータスや展開/折りたたみステータスに関係なく、すべての記号を検索します。

パレット領域の上部にある 検索 ボックスを使います。 入力すると、キー入力と一致する名前を持つ記号やパレットが下に表示され、入力内容の変更に応じて継続的に更新されます。

すべてのパレットを表示するには、検索文字列と一致しないために一時的に非表示になっているパレットも含まれます。検索ボックスで X をクリックします。

スコアに追加された項目は、コピー、貼り付け、複製できます。コピーと貼り付け を参照してください。

適用されたテキストと行の動作

パレットからスコアに追加する記号に Text 要素 (例: 譜表テキスト、強弱記号、フィンガリング、反復番号括弧など) が含まれるか、それに属する場合、フォント タイプ、 フォント サイズ、テキストの色、配置は次のルールに従って調整されます。

  1. ユーザーによって変更されていないテキスト プロパティには、関連する テキスト スタイル が採用されます。
  2. カスタム テキスト プロパティ (シンボルをカスタム パレットに保存する前にユーザーが変更したプロパティ) は、カスタマイズされたままになります。

対照的に、線のプロパティ はパレットからそのまま適用されます。

パレット領域をカスタマイズする

パレットを展開 / 折りたたむ

  • パレット名の横にある矢印をクリックするか、パレット名をダブルクリックします (MuseScore 3.3 より前のバージョンでは、矢印またはパレット名のいずれかを 1 回クリックします)。

シングル パレット モード

  • 1 つのパレットを展開したときに他のすべてのパレットが自動的に折りたたまれるようにするには、パレット領域の上部にある ... ボタンをクリックし、1 つのパレットだけ開く ボックス をチェックする。

非表示のパレットを表示する

  • パレット リストの上部にある パレットの追加 をクリックし、パレット名の横にある 追加 をクリックします。

新しくカスタム パレットを作る

  1. パレット領域の上部の、パレットの追加カスタム パレットの作成 をクリックします。または、任意のパレットを右クリックし、新しいパレットの挿入 をクリックします。
  2. [パレットの作成] ダイアログに新しいパレットの名前を入力します。
  3. 記号を追加するには、以下の パレットのカスタマイズ を参照ください。

パレットを非表示にする

事前定義パレット を非表示にするには:

  • 非表示にするパレットの名前を右クリックし、パレットを非表示 をクリックします。

作成した customパレット を非表示にするには:

  • 非表示にするパレットの名前を右クリックし、パレットの非表示/削除 をクリックし、次にダイアログ内の 非表示 をクリックします。

パレットを削除する

削除できるのは カスタムパレット のみですが、すべてのパレットを非表示にすることができます。

  • 削除するパレットの名前を右クリックし、パレットの非表示/削除 をクリックし、ダイアログ内の 完全に削除> をクリックします。

パレットの順序を変更する

  • パレット名を上下にドラグし、任意の位置に配置します。

パレットの内容をカスタマイズする

記号を追加 / 削除したり、レイアウトを再配置したりできます。 (3.3 より前のバージョンでは、新しいワークスペース のみがカスタマイズできます)。

パレットをカスタマイズする前に:

  1. パレット名を右クリックし、編集を有効にする がチェックされていることを確かめます。 自分で作成した新しいパレットについては自動的にチェックされます。
  2. パレットが展開されていることを確かめます。

開いているスコアから追加

スコア項目は、パレットに追加されると、カスタム プロパティとともに保存されます。

  • Ctrl+Shift を押し続けます (Mac: Cmd+Shift)、スコア要素をスコアからパレットにドラグします。 スコア要素には、記号、線、テキスト、強弱記号、フレットボード ダイアグラム、imported image などがあります。

マスター パレットから追加

  1. マスター パレット が表示されていない場合は、表示 → を選択します。 メニューから マスター パレット を選択するか、キーボード ショートカット Shift+F9 を使います。 (Mac: fn+Shift+F9 )。
  2. 記号を「マスター パレット」ウィンドウからパレットにドラッグします。

記号の順序を並べ替えます

  • 記号を表示したいセルまでドラグします。 近くの記号はスペースを空けるために自動的に移動します。

パレット セル内の記号の位置とサイズを変更する

  • セルを右クリックし、セルのプロパティ をクリックします。 次のダイアログが表示されます。
    パレットセルのプロパティ

    • 名称: 検索関数 で使用され、セル上にマウスを置いたときに表示されるツールチップとしても表示されます。
    • コンテンツ オフセット X、Y: セル内の記号の位置を調整します。
    • コンテンツ スケール: セル内で記号を拡大または縮小して表示します。
    • 譜表の表示: 記号の後ろに譜表の五線を描画します。

注意: これらの値の変更は、パレット内の記号の外観にのみ影響します。 スコアページ上のサイズやオフセットは変更されません。

パレットから記号を削除する

  • 記号を右クリックし、削除 をクリックします。 または、記号を選択し、パレット名の右側にあるゴミ箱アイコンをクリックします。

事前定義パレット から削除された項目は、その他 に移動されます。
カスタム パレット では、More ボタンを使用して、事前定義されたパレットを参照できます ( <> )アイテムを追加します(ドラッグ アンド ドロップを使用するか、追加先 を選択してクリックします。)

パレット メニュー

次のメニュー オプションは、パレットの名前を右クリックするか、名前の右側にある [...] をクリックすると表示されます。

  • パレットを非表示: 事前定義 パレットを [パレットの追加] ボタンの下に移動します。
  • パレットの非表示/削除: custom パレットを非表示にしたり、完全に削除したりできます。
  • 新しいパレットの挿入: 新しい空のパレットを作成します。 パレットの追加カスタム パレットの作成と同じです。
  • 編集を有効にする: パレットの内容とレイアウトを変更できます。
  • パレットをリセット: パレットに加えられたカスタマイズを破棄し、デフォルトの内容とレイアウトを復元します。 カスタム パレットは空になります。
  • パレットを保存...: 現在のパレットを .mpal ファイルとして保存します。
  • パレットのロード...: パレットを .mpal ファイルからロードして表示します。現在のパレットや既存のパレットは、置き換えられません。
  • パレットのプロパティ...: 次のダイアログが表示され、パレットの外観を調整できます。

    パレットのプロパティ

    • 名称: 現在のパレットの名前。
    • セル サイズ: 幅高さ: パレット内の個々のセルの寸法。
    • 要素オフセット: パレット内のすべての記号の垂直オフセットを調整します。
    • スケール: パレット内のすべての記号を拡大または縮小して表示します。
    • グリッドを表示: 各パレット セルの周囲に境界線を描画します。

参照

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