トリルの調整

• Feb 9, 2022 - 06:58

トリル記号は実際にトリル音として鳴りますが、これは速度などを調節する機能はないのでしょうか。インスペクタにはそれらしい項目が無いのでできないのだろうとは思っているのですが、もしやと思って質問します。
トリル以外にも、トレモロなども調節できたらと思うのですが、それもできないようです。


Comments

私もMusescoreのトリルについては非常に不満を持っています。
楽曲の種類や時代背景によって多様な変化をする事から一意的に決められないので無理と諦めています。
私の回避策をご紹介します。
私は声部を使って対応しています。

記譜は声部1、再生音は声部2という具合です。
当然そこの部分の声部1はインスペクタで『再生』のチェックを外します。

声部1の音価の範囲で声部2に実際の再生音を64分音符や32分音符等を使って細かく標記します。
そして範囲内の声部2の音符を小音符、符幹無し、小符頭とし連桁は全て無しにします。
必要に応じて譜割りを使って声部2の前後の間隔を調整します。
私は『後の間隔』を-1.00spにする場合が多いでしょうか。
更に範囲内の声部2は全て非表示にします。
楽曲全体に対してこの操作をするのはとても大変なので我慢出来ない箇所はこのように誤魔化してます。

In reply to by hachi.ike

部分.mscz 部分.mscz hachi.ike様
大変参考になるご投稿有り難うございます。あなたのアイデアほど精密にではありませんが、私も似たような「解決法を」を考えて、添付の譜(当該部分だけ)のような見栄えは良くないですが、工夫をして一応棒調子のトリルではないものを作りました。私の場合、出力結果だけが必要で、楽譜の表記上の見栄えは人に見せるわけではないので、まあこれでいいかと思ってやりました。この方法では、トリルの役目はトリル記号に任せ、音符を細かくして(この場合は8分音符にしてありますが、16分音符にしてもいいかもしれません)、それぞれの強弱と速度を指定してそれっぽい効果を狙いました。初心演奏者レベルのトリルにはなっているかも知れません。もっと精密な効果を狙うべきかも知れませんが、ただのトリル記号では出せない効果は一応出せていると思います。
今度あなたの工夫された方法を試してみます。これはなかなか手間のかかる方法ですね。トリル効果全体を細かい音符で行うにはやはり相当細かい強弱、速度の指定が必要だと思いますが、この方法だと譜面は美しく保てますね。

事のついでと言ってはなんですが、必要なら別立て質問を立てますが、チェロなどの擦弦楽器のポルタメントについてなにか工夫をされたことはありますか。私は目下これができなくて難儀しています。Musescoreの「アルペジとグリッサンド」のメニューでポルタメントを選んでease in / ease outをなんとか使いこなせないかと思っているのですが、効果があまりに粗雑で使う気になれません。別の質問を入れるのはルール違反だと思いますので、もしなにかご教示いただけることがあるようでしたら、質問を別立てにします。

Attachment Size
部分.mscz 21.24 KB

In reply to by aiglon1018

申し訳ありません。生憎私の扱う楽器は管楽器でして、なだらかなポルタメントやグリッサンドがとても不得手な楽器ばかりです。殆ど使わない機能なのでパレットから削除してるのが現状です。
この辺にお詳しい方の回答を期待して戴きたくお願い致します。

In reply to by hachi.ike

hachi.ike様
余計なことをお尋ねし失礼しました。いずれ窮すれば通ずと楽観して待つことにします。
前回添付した私のファイルはどうしてかわかりませんがひどいもので、実際にはもう少しまともです。あなたのアイデアを前回知り、あの部分を実際に音として鳴る部分を非表示にし、譜面上表示にする部分を第二声部で非再生にして作ってみました。もう添付はしませんが、この方法はなかなか行けるようです。とても勉強になりました。ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。

In reply to by Hideo_T

Hideo_T様
コメントを有り難うございます。そうなんです、グリッサンドのインスペクタでポルタメントを選ぶことはできるのです。しかしこれはとても使い物にならないんです。残念ながら。何というんでしょうか、音の運びが極端なんですね。チェロやヴァイオリンのような擦弦楽器ではよく次の音符の手前で閑かに滑らかにすくい上げたり、滑り落ちたりするように弾くことが多いですが、それとは似て非なる効果しか出せないのです。テンポ、フェルマータなどを細かく使って辛うじて滑らかさを出せる時もありますが、ここを追求していくしか今のところないかと思っています。もう少し、細やかな指示ができればいいのですが。
関心を持っていただいて有り難うございます。

In reply to by aiglon1018

Hideo_T様
例えば添付のmusescoreファイルのようになんとかOKかと思えるものがたまたまできることもあるのですが、これがなかなか色々な場合に安定して作れないんで、困っています。いずれ改良されることもあるかも知れないと思っていますが。
有り難うございました。

Attachment Size
portamento.mscz 6.96 KB

In reply to by aiglon1018

ポルタメントが導入されて以前より大分良くなったものの、やはりいまひとつですね。イーズイン、イーズアウトによる調整の自由度が低い感じです。
似たような機能としてベンドがありますがご存じでしょうか。
アーティキュレーション.png
こちらはコントロール点が複数設定出来ます。ただし全音で3つ分までしか変化させられません。また、上昇は良いのですが下降は少し工夫が必要です。簡単なサンプルを作りましたのでご覧ください。

V.4 の Nightly Build を見てみましたがこれの改良はあまり期待出来ない印象です。

Attachment Size
ベンドのサンプル.mscz 4.97 KB

In reply to by yamada_y

yamada_y様
ご教示有り難うございます。
ベンドは使ったことはありません。ギターの奏法にポルタメントに似たものがあるのは知っていましたが、フレットの無い擦弦楽器に向いているのかどうか、見当も付かないので、考えたことはありませんでした。
実験的に添付譜のようなものを作ってみました。上昇はベンド、下降はポルタメントでやってみました。聞けない音ではないですね。こういう工夫を更に探求して、必要最小限で使えば効果的かも知れません。
ちょっと煩わしいかと思いますが、調整をどうしたかのインスペクタの部分を複数添付しました。

Attachment Size
portamento:bend.mscz 25.99 KB
第1小節.png 51.72 KB
第2小節.png 50.39 KB
第3小節.png 51.3 KB
第7小節.png 45.38 KB

Do you still have an unanswered question? Please log in first to post your question.