MusicXMLをインポートした際の調号がおかしい
他の楽譜作成ソフトで作成したMusicXMLをMusecoreで読み込むと、調号が異なって表示されてしまいます。
元は#5つの、Bmajorなのですが、インポートした楽譜では#7つのC#majorになってしまいます。
調号を選択し、パレットからBmajorの調号をクリックし、置き換えようと思ったのですが、なぜかC#majorになってしまいます。
また、画面最下部に表示されている調号・小節などの情報を見ても、C#majorとなってしまっています。
影響を与えているとしたら、途中で転調しているため、途中の調号がBmajorであるため、そちらの影響があるのかもしれません。
どちらの調号も、パレットから追加しようとすると#が二つ増えてしまい、想定した調号になりません。
新規で楽譜を作るときは問題ないので、インポートした時点で変な情報を読み込んでしまっているのかもしれません。
何か分かる方いらっしゃいますでしょうか?
MuseScore3と4両方で試しても同じ結果になりました。
また、他の楽譜作成ソフトで読み込むと、調号は正しくインポートできました。
お力貸して頂けると助かります。
よろしくお願いいたします。
Comments
原因がわかりました。
楽器名に、存在しない楽器名を入れてしまった結果、移調楽器として認識されていました。
女声など、移調楽器ではないものを指定すると、無事想定した挙動になりました。
お手数おかけいたしました。
In reply to 原因がわかりました。 楽器名に… by ken1983
MuseScore の MusicXMLインポートは,そんな余計なことをしていたのですね.
参考になりました.
MusicXML は楽譜上に書かれている情報がそのままデータ化されているので,
楽譜編集ソフトがインポートするときは,元の情報を変更せずにそのまま読み込む "べき" なのですが,
MuseScore の開発陣は MusicXML というものを勘違いしているのかもしれませんね.
個人的な感覚では,この挙動は「不具合」ではなく明確に「バグ」です.(ファイル仕様の理解間違い)
とはいえ,これを彼らに説得するのは大変そう... .
In reply to MuseScore の MusicXMLインポートは… by knoike
そうなんです。初めて使ったので、戸惑いましたね^^;
MuseScore 3で、たまたま「合奏調(実音)」を触ったら、想定した表記になりまして、もしかしたらと思い、調査したら、そのような仕様でした。
その後調べたのですが、他の楽譜作成ソフトで楽器を指定していなかった場合に、MuseScoreでインポートすると、移調楽器として扱われ、オクターブが+2になっていました。
(譜表/パートのプロパティを見てわかりました)
楽器名は「Melo」としており、ここを「Voice」など以下にある名称に変えたのですが、症状は変わりませんでした。
https://musescore.org/ja/instruments
そのため、他のソフトで作成した楽譜で、楽器が指定されているかどうかというのが大きそうです(あくまで調べた範囲なので、詳細な仕様は間違っているかも知れません)。
個人的には知らずに移調楽器として認識されてしまうと、移調楽器に慣れてない人は混乱してしまうのではないかなと感じます。
なので、楽器が指定されてない場合は、デフォルトでピアノにしたり、オクターブは0のままにして、変更がないようにすると、初めての人でも混乱しないかと感じました。
少しでも参考になれば幸いです。