音符が重なってしまう。

マウスでつかんで横にずらす、ということができません。
WinXP、MuseScore1.3です。環境依存（macでしかできないとか）なのでしょうか。

試しにpiano_khさんの元ファイルとpianotrainさんの解決策をmscxで書き出して比較したところ、
面倒ながら、手動で符頭の横位置をずらす方法を見出しました。
長くなるので、次のコメントに示します。

piano_khさんの元ファイルとpianotrainさんの解決策とをmscxで書き出して比較したところ、
<offset> とか<pos> とかいうパラメータが見つかり、これらが符頭の横位置をずらすのに
有効だということが判りました。

音符に<offset x="1" /> を指定すると、符頭が右に１個分ずれて表示されます。
そこで、重なってしまう音符を強制的にずらすには、次の手順でできそうです。

1. 重なっている（直したい）音符をソーステキスト上で識別しやすくするために、音符に色をつける。
　右クリック→「色」で色付けした音符は、ソース上では<color>属性が与えられる。
2. 楽譜をmscxで書き出し、テキストエディタで<color 云々>を探す。
3. 見つかった音に、<offset x="-1"/>を与える。

これで概ねOKですが、たまに副作用が出ます。臨時記号が音符と一緒に動き、前の音符とかぶってしまうのです。
pianotrainさんの解決策がどうなっているのか見たところ、上記の手順で手動で直した音符のところには、次の記述がありました。

<Accidental>
<subtype>natural</subtype>
<offset x="-1" y="0"/>
<pos x="-1.88667" y="0"/>
<track>1</track>
</Accidental>

必須なのは下記だけの模様。
<Accidental>
<offset x="-1" y="0"/>
</Accidental>

この方法で直した譜面を添付します。せっかくなので、符頭１個分ずらしたのではいまだ窮屈に見えるので、
１．５個分とかずらして、より良い見栄えを探ってみました。符頭につけた色は、あえて戻していません。

ちなみに、譜面をxmlで書き出して比較したところ、解決策では、問題の音の横方向のオフセットと思しきパラメータが増分していました。
でも、テキストエディタでこの値をいじっても、結果には反映されませんでした（表示は元ファイルのまま変わらない）。
【元ファイル】 <note default-x="125.03" default-y="-45.00">
【解決策】 <note default-x="135.03" default-y="-45.00">

mscxファイルはMusicXMLとは違う内部表現になっていることがわかりました。
チャンスがあったらもっとしらべてみようかな、と。（詳しい方、教えていただけるとうれしいです!）