ページの設定

最終更新は 6 年前
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    ページの設定 で、ページサイズ印刷領域 と スケールといったスコア全体の在り様を調整することができます。 スタイル一般... と並び、MuseScore のレイアウト関連の主要なツールです。

    ページの設定 ダイアログを開くには、メニューの レイアウトページの設定.... を選びます。

    Layout / Page Settings dialog

    ページサイズ

    ここで用紙の形式を、例えばレターサイズやA4などの標準から選ぶか、あるいは高さと幅を mm や inch をラジオボタンでどちらかを選んで指定します。初期設定のページの大きさはあなたの国指定により異なり、日本では A4 が標準です。

    楽譜を 横方向ポートレイト(縦) にするかもラジオボタンで選べます。2.1 より前のバージョンでは 横方向 のチェックを外すと ポートレイト(縦) に設定です。両面印刷 を選べば本のようにページの左右の余白が偶数・奇数ページで反転する設定になります。下記 参照。

    奇数ページ/偶数ページの余白

    偶数ページの余白奇数ページの余白 で印刷領域を指定できます。楽譜の周囲の余白を変えることに付随し、例えばヘッダーとフッターの位置といったものは、その余白を基に算定されます。

    "ページサイズ”の下の方にある "両面印刷" を指定すると、奇数・偶数ページに異なった余白を設定できます。そうでなければ、単一の余白設定が全ページに適用されます。

    印刷をすることなく画面上でスコアのページ余白を表示するには、表示ページ余白の表示 と進みます。

    スケール

    スケール のプロパティでスコアのサイズを増減できます。

    MuseScore では例えば符頭、符幹、臨時記号や音部記号などスコアの要素の大きさを、譜表のスペース (省略記号 sp) と呼ぶ尺度で規定しています。1 スペース (1sp) は、譜表の2本の線の間の距離、あるいは 5 線の幅の4分の1 です。

    スケール で "譜表のスペース" を変更すると、スコアの全ての要素がそれに順じ、適切な相対関係を維持します。その例外は テキスト で、"スケール" に関係なく絶対値として設定されます。

    注: スケーリングを変更しても、1ページ当たりの段数が即座に変わるわけではありません。段の間隔は、スタイル一般...ページ にある "最小段間隔" と "最大段間隔" に制限されるためです。

    その他

    最初のページ番号

    そのスコアの最初のページのページ番号を設定します。1 より小さいページ番号は表示/印刷されません。例えば "最初のページ番号" を -1 とすると、第1ページ (ページ番号 -1)と第 2 ページ (ページ番号 0) にはページ番号は表示されず、第 3 ページにはページ番号 1 が表示されます。

    全パート譜に適用

    全要素に適用 ボタンは、メインスコアではなく 1 つの パート譜 を変更した場合に利用できます (詳細は パート譜の抽出 を参照)。1つのパート譜でページ設定を変更し、他全てのパート譜を同じ設定にしたい場合にこのボタンを使えば、全パート譜を一度に変更できます。

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