スウィング
MuseScore の スウィング 機能により、スコアの再生を "ストレート" から "スウィング" リズムに変えることができます。スウィングはスコア全体、あるいは一部にと、柔軟に適用できます。
スコアの部分にスウィングを適用
スウィングをすることを MuseScore に (そしてその楽譜を読む人に) 伝えるには、スウィング の段テキストを使います。
- スウィングを始める最初の音符をクリックし、
-
テキストパレットの スウィング をダブルクリックします(次の図)。
他のテキスト要素と同じく、スウィング テキストをダブルクリックして テキスト編集 したり、インスペクタ を使って非表示にしたりできます。
- 必要に応じてスウィングのテキストを 編集 し、;
- スウィングを規定値のあり方かた変えるには、スウィングテキストを右クリックして 段テキストのプロパティ... を選び、"スウィングの設定" タブをクリックしてスウィングの対象とする音価を変えたり "スウィングの比率" を設定します。
他の テキスト 要素と同様、スウィングテキストは編集することができ: 文字を変え たり、スタイルを 替えたり、 非表示 にすることもできます。
テンポ指定の3連符
スウィングを指定するのに次の記載が使われることもあります:
MuseScore にはテキスト中に3連符を使う方法がないので、
- 上 に説明したようにスウィングテキストを加えた上でそれを非表示にする (キーボードショートカット V、あるいは, インスペクタ で "表示" のチェックを外す);
- スコアに適切なテンポマークの イメージ を加える。一番下に示した "How To" ページ: How to create a visual swing marking からダウンロードできます。.
- そのイメージを適切なサイズや位置にします。
ストレートリズムに戻る
スウィングとストレートの両方があるスコアで、再生時にそれを反映させたい場合は、:
- ストレートにする最初の音符・休符に、スウィング テキストを上の説明のように挿入し、
- そのテキストをダブルクリックし、テキスト編集 で ストレート に変え、
- それを 右クリック → 段テキストプロパティ → スウィングの設定 → オフ として、スウィングをオフに設定します。
スコア全体にスウィングを設定
スコア全体にスウィングを設定するには、メニューから:
- スタイル → 一般... → スコア と進み、
- "スウィングの設定" のセクションで、対象とする音価と "スウィングの比率" を設定します。
外部リンク
Swing (jazz performance style) (Wikipedia)