Mensural 表記法と Mensurstrich

最終更新は 10 ヶ月前

    スコアに Mensural 拍子記号を追加する

    スコアに Mensural 拍子記号を適用するには、まず従来の 拍子記号 を加える必要があり、次に、拍子記号のプロパティ ダイアログ で適切な Mensural 記号を代替させ表示を修正します。これらの記号は表示のためのものであることに注意し、異なる音価間の持続時間の比率を変更することはできず、実際の基本的な拍子は変更されません。

    Using mensural note symbols

    [to be added]
    * add from symbols palette, hide

    拍子のない音楽を扱う

    ルネッサンスの合唱音楽などの初期の音楽は、縦線や拍子記号なしで書かれる場合があります。これは、MuseScore で次のように実現できます：

    1. 通常の方法でスコアの楽器または声楽を設定します。(スコアの設定 を参照)
    2. 拍子記号を非表示にします。
    3. フォーマット→スタイル→スコアで、 "小節線を越えて音の長さを表示（実験的で初期音楽のみ)" というタイトルのチェックボックスをオンにします。
    4. 一番上の譜表の小節を右クリックし、譜表/パートのプロパティ を選びます。
    5. "縦線を表示" のチェックを外します。該当する譜表ごとにこれを繰り返します (注を参照)。
    6. OK をクリックします。

    注: ステップ 4 で、代わりにすべてを選択して V を押すことで縦線を非表示にすることができます。

    スコアは、引き続き小節が存在するかのように動作することに注意してください。小節のプロパティ は、必要に応じて適用できます。

    Mensurstrich での操作

    Mensurstrich は古楽の現代的な記譜法の一つで、小節線は譜表を横切るのではなく、譜表の間に引かれます。
    Mensurstrich

    譜表の間に縦線を加える

    1. 目的の Mensurstrich システムの下の譜表を右クリックし、譜表/パートのプロパティ を選びます。"縦線を表示" のチェックを外します。
    2. 残りの各譜表の最初の (開始のではなく!) 小節線を選びます。
    3. プロパティ パネルの 縦線 セクションにある "縦線を下の譜表まで伸ばす" チェックボックスをオンにします。
    4. "Span from" を調整して、各小節線の上部の位置を設定します。
    5. 譜表のデフォルトとして設定を押します。

    小節の境界をまたいで音価を表示する

    1. メニューバーから フォーマット→スタイル→スコア を選んで、;
    2. "小節境界を越えて音の長さを表示(実験的で初期音楽のみ) にチェックを入れます。

    See also