連符

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    連符は、拍子記号で通常用いられる拍打ちではないリズムを記譜するのに使われます。例えば、16分音符による 3連符 は、8分音符1つを16分音符2つではなく3つに分けます。

    16th_triplet.png

    6/8 拍子で8分音符による2連符は、付点4分音符1つを8分音符3つではなく2つに分けます。

    8th_duplet.png

    連符の作成

    音符入力 モードにあるか、音符入力ではない 通常モード にあるかによって、連符を作成する手順は異なります。簡単な例として、8分音符による3連符を作ってみましょう。

    通常モードにあって、3連符を作成

    1. 作りたい3連符の全体の長さとなる音符あるいは休符を選択します。8分音符による3連符の場合には、4分音符か4分休符を選ぶ必要があります。次の例をご参照ください:

    Quarter note selected

    1. メインメニューから [音符] → [連符] → [3連符] を選ぶか、Ctrl+3 (Mac: +3) を押します。そうすると、次のようになります:

    Triplet eight note followed by rests

    1. プログラムは自動的に音符入力モードになり、もっとも適切な音価 -この例では8分音符- を選択しています。続く音符・休符を入力します。次の例をご参照ください:

    Three triplet eight notes

    音符入力モードにあって、連符を作成

    1. N を押すなどして、音符入力モードにあることを確かにします。
    2. 左右キーなどを使うなどして、連符を作りたい場所の音符・休符あるいは小節に移動します。
    3. その3連符全体の長さとなる音価を選択します。この例は8分音符の3連符で、音符入力ツールバーの4分音符をクリックするか、キーボードで 5 を押します。
    4. メインメニューで [音符] → [連符] → [3連符] と進むか、キーボードで Ctrl+3 (Mac: +3) を押します。それにより、上の例のように元となる音符・休符を3分割した入力枠が作り出されます。
    5. プログラムは自動的にもっとも適切な音価 -この例では8分音符- を選択していて、続く音符・休符を入力できます。

    他の連符の作成

    他の連符も 連符作成 コマンド -Ctrl + 2-9 (Mac users Cmd + 2-9) とすることで同じように作成できます。これで2連符から9連符を作成できます。より複雑な事例については 下記 を参照ください。

    2連符から9連符までの連符を作成するには、上記の手順の一部を次のコマンドに替えます:

    • Ctrl+2–9 (Mac: Cmd+2–9) を押します。
    • メインメニューで [音符] → [連符] と進み、該当するオプションをクリックする。

    より複雑なものについては、下記.をご参照ください。

    カスタム連符

    例えば4分音符1つの長さを16分音符の13連符にするといった通常範囲ではない連符を作成するには:

    1. 作成したい連符全体の長さとなる音符 (あるいは休符) を選び、
    2. メニューから 音符連符その他... と進んで 連符を作成 のダイアログを開き、
    3. "タイプ" セクションの "関係性" に数値を、例えば "4" 分音符の長さに "13" の16分音符であれば "13 / 4" といった具合に、入力する。
      Create tuplet dialog
    4. OK をクリックしてダイアログを閉じる。

      Thirteen-tuplet in the space of one quarter, or four sixteenths

    5. 一連の音符・休符を入力します。

    連符の削除

    連符を削除するには、連符の数字・括弧を選択して Del を押します。

    連符の表示を変える

    • 一つの連符のスコア上の表示を変えるには、インスペクターの "連符" セクションのプロパティを調整します。

    • スコア全体の連符に関する設定は、[スタイル] → [一般...] → [連符] にあります。

    インスペクタを使って

    一つの連符の表示プロパティを変えるには、連符の数字か括弧を選択してから、インスペクター の "連符" セクションの所定のプロパティを調整します:

    Tuplet Properties in Inspector

    もし連符の番号も括弧も表示されていない場合には、連符の音符を一つ選択し、インスペクタの一番下に表示される連符 ボタンを使って "連符" セクションを表示させます。

    Select tuplet in Inspector

    方向

    • "自動" を選ぶと、数字/括弧はプログラム所定の初期値の位置となります。
    • "上" を選ぶと、数字/括弧は、符幹や連桁に関わらず、符頭の上に位置します。
    • "下" を選ぶと、数字/括弧は、符幹や連桁に関わらず、符頭の下に位置します。

    数字のタイプ

    "数" を選ぶと、数字を1つ表示します。
    "レシオ" を選ぶと、2つの数字によるレシオを表示します。
    "表示しない" を選ぶと、数字は表示されません。

    Tuplet with a 5:6 ratio and auto beam

    括弧のタイプ

    "自動" を選ぶと、全ての音符が連桁となっている場合には括弧は表示されませんが、休符が含まれていたり連桁されていない音符が含まれている場合には括弧が表示されます。
    "括弧" を選ぶと、括弧が常に表示されます。
    "表示しない"` を選ぶと、括弧は非表示となります。

    スタイルメニューを使って

    スコア全体に渡って連桁の調整を行うには、メニューを [スタイル] → [一般...] と進み、[連符] を選びます。

    Dialog: Style / General... / Tuplets

    2点の調整が可能です:垂直と水平

    • 音符からの垂直距離には、sp 単位による3つの数値設定と、チェックボックスによる設定が1つあります。

      • 最大斜度: 標準値 0.50; 設定範囲 0.10 ~ 1.00
      • 符幹からの垂直距離 (下記 (2)を参照): 標準値 0.25; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
      • 符頭からの垂直距離 (下記(3)を参照): 標準値 0.50; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
      • 譜表を避ける: 標準でチェックされている
    • 音符からの水平距離には、sp 単位による4つの設定があります。

      • 最初の音符の、符幹の前の間隔 (下記(5)参照): 標準値 0.50; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
      • 最初の音符の、符頭の前の間隔: 標準値 0.00; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
      • 最後の音符の、符幹の後の間隔 (下記(6)参照): 標準値 0.50; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00
      • 最後の音符の、符頭の後の間隔: 標準値 0.00; 設定範囲 -5.00 ~ 5.00

    Tuplet stye legend

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