MuseScoreとFinale NotePad:機能比較

2010/01/30 01:56

2015年5月 更新

MuseScoreとFinale(Finale、Songwriter、 PrintMusic、 Notepad)の機能比較表
※2015年5月更新。Google スプレッドシートが開きます。

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MuseScoreとFinale NotePadの比較チャートを以下に示します。当初は、この2製品は両方とも無料だったため、比較しました。MakeMusicがNotePad 2009を有料化すると発表したので、これからは、MuseScoreの方がずっと魅力的であるように思えます。

この2つの浄書ソフトウェアの特徴は非常に異なります。NotePadは、意図的に機能が限定され、使用者のニーズを満たす完全なバージョンのFinaleを購入することを勧めるように設計されています。一方でMuseScoreは、フリー・オープンソースソフトウェア・プロジェクトとして開発されており、 スキルと希望を持っていれば誰でも開発を助けることができます。結果としてMuseScoreは、多くの楽器数を使いたいというとき、あるいは最低限度以上の記譜の種類を使いたいというとき、より良い状態で浄書できます。

以下のチャートはMuseScoreバージョン0.9.4のために更新されています。

MuseScore Finale NotePad

記譜

譜表の数 無制限 8
使用可能な五線の線数 1~9 5 (そしてタブ譜)
調号の変更 無制限 0
拍子の変更 無制限 0
弱起・不完全小節 サポート 非サポート
歌詞の節 無制限 1
コードネーム サポート 非サポート
打楽器の記譜 一部サポート 非サポート
文書の書式 カスタマイズ可 固定

音符

付点音符 単付点または複付点 単付点のみ
装飾音符 前打音のみサポート 非サポート

時間節約のための機能

パート譜の抽出 サポート 非サポート
プラグインのサポート QtScript(開発中) 無し

ファイルフォーマット

MIDI インポート・エクスポート インポート・エクスポート
MusicXML インポート・エクスポート インポート・エクスポート (バージョン2009から)
PDF エクスポート 非サポート
PNG/SVG 画像フォーマット エクスポート 非サポート
WAV/FLAC/OGG 音声フォーマット エクスポート (バージョン0.9.5から) 非サポート

プレイバック

ミキサー 一部 非サポート
音色 ピアノとサウンドフォントを使用可能 128の音色 (普通のMIDI)
表情豊かなプレイバック スタッカート、テヌート、アルペッジョのみ解釈 "Human Playback"スタンダードスタイル
プレイバックの位置カーソル カーソルの移動とスクロール (バージョン0.9.4から) カーソルの移動とスクロール
リピート 解釈される 無視される

対応プラットフォーム

Windows サポート サポート
Mac OS サポート サポート
Linux サポート ネイティブにはサポートしない

価格

価格 0円($0) 1050円($9.95) (2008年9月から)
ソースコード 配布、改変が自由 非公開