楽譜余白に歌詞を書く

楽譜中に歌詞を書く方法はハンドブックにあります。ここでは楽譜の余白に書く方法を考えます。(Ver.3.6.2 Windows版で制作)

ハンドブック「歌詞」
https://musescore.org/ja/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%…

(A)横書きの場合
1 メニュー>追加>フレーム>垂直フレームの追加 で垂直フレームを追加します。
(垂直フレームを使いましたが、テキスト入力に特化したテキストフレームもあります。ここでの使い方に限れば使い勝手は同じようでした。)

2 追加された垂直フレームを右クリック>追加>テキスト で歌詞を入力します。必要ならインスペクタで行間、フォントそのほかを調整します。
テキスト行間.png

3 テキスト入力のカーソルは左上に表示されますので、2番以降の歌詞を移動する必要が生じます。Ctrl を押しながらクリックしてドラッグすると垂直位置を維持しながら移動出来ます。(Shift では水平位置が維持されます。)
移動のことを考えると、例えば3番まで歌詞がある場合、3番を入力して移動→2番を入力して移動→1番の順で入力するのが能率的だと思います。
歌詞横書き.png

(B)縦書きの場合
 日本語の歌詞は縦書きにすることがあります。その場合は画像にして挿入するのが簡単そうです。
1 ワープロソフトなどで歌詞を書き、何らかの画像キャプチャツール(例:Windows 付属の Snipping Tool)で画像として保存します。

2 画像を楽譜に加えます。
2-1 画像をドラッグして音符、休符あるいは小節にマウスカーソル(矢印)を合わせドロップします。下の例は小節をめがけてドロップしました。
歌詞をドロップ.png

2-2 入力した画像を選択して位置、サイズを調整します。インスペクタの「縦横比を固定」のチェックを外せば任意の比率に変更することも出来ます。
歌詞調整済み.png

なお、ここでも垂直フレームを追加し、追加された垂直フレームを右クリック>追加>イメージ、あるいは画像をフレームにドロップでも可能です。後の操作は上記とほぼ同じです。
フレームを使った歌詞.png

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