MuseScore 1.x や 2.x からのアップグレード
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MuseScoreをアップグレードするには
インストール に記載のページから最新版をダウンロードし、インストールします。
MuseScore 3 のインストールには、1.x や 2.x をアンインストールする必要はありません-全バージョンは安定的に共存でき、並行して使用することもできます。ですから、アップグレードというより、異なるプログラムを新たにインストールするということです。
1.x や 2.x のスコアを MuseScore 3 で開くには
MuseScore 3 は、スコアが魅力的で読みやすい品質で表示されるよう改善しました。連桁の傾き、符幹の高さ、コードでの臨時記号や音符間隔のレイアウトなど、改善は多岐に渡っています。しかしながら、これは同時にMuseScore 1.x や 2.x で作られた楽譜が、3.x で作られる楽譜とは若干異なって見えることを意味します。
また、3.x で保存されたスコアは 1.x や 2.x では開けないという意味でもあります。
1.x や 2.x のスコアを誤って上書きすることの無いよう、3.x はインポートとして次のように扱います。:
- スコアに何の変更も加えなくても、そのスコアは変更されたと位置づけられます。
- それにより、MuseScore を抜ける際にはそのスコア保存するかを問われます。
- その時には上書き"保存" ではなく "名前を付けて保存" のダイアログが表示されます。
- また、以前のファイル名ではなく、スコアのタイトルがファイル名の既定値として用いられます。
再レイアウト
1.x や 2.x のスコアのレイアウトを手動で調整していなければ、MuseScore は 3.x のレイアウト設定を使います。もし 1.x や 2.x のスコアのレイアウトを調整した場合、MuseScore 3.x で開いた際にそれは残っているはずですが、その周辺における若干の変更のため正しく表示されない場合があります。手動調整を全て 3.x のレイアウト設定で行う場合は、ショートカット Ctrl+A (Mac: Cmd+A) でスコア全体を選択し、 Ctrl+R (Mac: Cmd+R) でレイアウトをリセットします。
注: 1.x や 2.x のファイルを MuseScore 3 で開く際、レイアウトを既定値に再設定するかを問われます。
MuseScore 1.x のサウンド
2.x/3.x でのサウンドは相当改良されていますが、MuseScore 1.x のサウンドが好みかも知れません。その場合、1.x のサウンドを 3.x で得るには、1.3サウンドフォントをダウンロードし、3.x に追加します。次の2段階で行います。
- MuseScore 1 用の TimGM6mb という名のファイルをダウンロードし、
- How to change the SoundFont used for playback or add another to MuseScore に従ってインストールし、使用します。