rit. などを再生に反映させる
再生に反映される機能を持った rit. などは Ver.3 にはないので譜表テキストなどで書くことになります。当然再生には反映されません。(MuseScore 3.6.2 Windows11)
(Ver.4 に rit. は新設されましたが a tempo は有りません。)
(Ver.4 に rit. は新設されましたが a tempo は有りません。)
これを解決する「TempoChanges」というプラグインがあります。使い方も書かれていますが、簡単なので操作してみればすぐに使えます。
また、あとに掲げる画像をご覧になればおわかりのようにプラグインを使わずに手作業でも可能です。
https://musescore.org/ja/project/tempochanges
プラグインのインストールや有効化についてはハンドブックの「プラグイン」をご参照下さい。
https://musescore.org/ja/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%…
(1)これを使って2小節目に rit. を施したのが次の画像です。小節を選択しメニュー>プラグインから TempoChanges をクリックし、各項目を設定し Apply をクリックします。
(2)a tempo を施すには、まず速度を60から120(=もとの速さ)に書き換えます。
(3)120 とした速度を「a tempo」と書き換えます。書き換えても120 のテンポは維持されています。rit. との書体の統一はインスペクタで行います。