反復記号

最終更新は 13 年前
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反復記号(Volta)の括弧、あるいは1番括弧、2番括弧(first and second ending)の括弧は、繰り返しの際に異なる終止を指定するのに使われます。

1番括弧、2番括弧のサンプル

反復記号の括弧をスコアに配置するために、 からその項目をドラッグ・アンド・ドロップしてください。

括弧は1小節以上またぐことができます。編集モードに入るために反復記号をダブルクリックし、次に以下の操作でハンドルを移動させてください。

  • 1小節右へShift+Right
  • 1小節左へShift+Left

これらのコマンドは、括弧のつく小節を決める反復記号の"論理的な"始点または終点を移動します。
Other commands in 編集モードでの他のコマンドはハンドルも動かしますが、繰り返しをどう演奏するかは変化させません。

ハンドルを移動する場合、論理位置から実際の位置までの破線は、次のように表示されます。
編集モードにおける2番括弧の反復記号

テキスト

Line Propertiesダイアログを用いて、反復記号括弧のテキストや他のプロパティを変更することができます。反復記号括弧で右クリックし、Line Properties...を選んでください。バージョン0.9.3以前を使っている場合には、"Volta Properties..."を選択してください。以下の図では、反復記号のテキストを"1.-5."と表示させています。

Line Propertiesダイアログ

6番括弧に続く1-5番括弧のサンプル

プレイバック

時には、繰り返しを2回以上演奏することがあります。上の図では、反復記号のテキストは次に行く前に5回演奏すべきということを指示しています。MuseScoreが繰り返しを演奏する回数を変更したい場合には、繰り返しの小節線を含む小節に移動し、そのRepeat Countを変更してください(詳しくは小節の操作 を参照)。

複数パートスコアのもつ問題

バージョン0.9.4以前では、複数パートスコアの最上段の譜表にしか反復記号を配置することができません。そうでないと、パートを作成したときにMuseScoreがクラッシュする(バグレポート 参照)や、スコアを再読み込みしたときアンカー位置が移動しているようなバグ遭ってしまうかもしれません。