C Horn を楽器として選択できません

言及されているのは、フレンチホルン（以下、ホルンと呼ぶのはフレンチホルンのこととします）でしょうか。
現代のオーケストラでは、ホルンは、F管かBb管です。歴史的には、12調の全てのホルンがありましたが、ナチュラルホルン（指で操作するバルブがなく、自然倍音と、ベルに差し込んだ右手で音程を調整できる範囲だけの音を出す）の時代の話です。
近代以降、オーケストラ（あるいは吹奏楽）のスコアを書く作曲家は、標準ではホルンはF管として扱います。プロコフィエフとかオネゲルとか、「全ての楽器をCで書く」というポリシーの作曲家もいましたが、例外です。

C Hornという楽器は、現代では、普通には見かけません。特注すれば作ってくれる工房があるかもしれませんけど。

どうしても、ホルンをCで書きたければ、下記の方法があります。
(1)トロンボーンなど、Cの楽器を選択して、表示上の「楽器名」を変える
(2)MuseScoreの楽器リストを編集して、「C Horn」なる楽器を作成する
Hornは標準としてF管扱いなので、どちらもお勧めできません。

Esというのは、ドイツ音名でE flatの意味です。H hornという楽器は、歴史的にはありましたが、B flatではなく、「ロ調」（アメリカ式でB）を指します。音名の呼び方と、ホルンの歴史については、ここで論じるのは筋違いなので、他所で勉強されることをお勧めします。