「ピアノロールエディター」の青いカーソル状の線
度々質問で恐縮です。
今日作業中に「ピアノロールエディター」をいじっている時に、なにかの操作の途中で(オンタイムか音価の数値だと思いますが)、意図せずに青い線が突然表示されました。これはエディターの先頭にある左三角矢印の付いた縦線と同じで、三角が右向きになっています。再生その他に影響がないので放置しようかとも思いましたが、気持ち悪いのでコントロールキーを押さえながら掴むと移動できるので、先頭まで持っていき同じ場所に置きました。色が青である以外は、赤線のカーソルとまったく同じ外見です。そもそもこれはいったい何でしょうか?
画像を添付します。
添付 | サイズ |
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スクリーンショット 0007-01-13 16.09.32.jpg | 221.37 KB |
コメント
私はこの件(ピアノロールエディター)に関しては手も足も出ません。以前どんな機能なのかと思って見たことはあるのですがなんだか分かりませんでした。
何となく「再生に関して細かく調整するものかな?」というくらいの理解です。
また、使わなくても困らないと思って分からないままです。aiglon1018 さんはどのような目的でお使いなのでしょうか。
スクリーンショットにある青い線は曲の最初と最後にありますが、それ以上のことは分かりません。 aiglon1018 さんの「そもそもこれはいったい何でしょうか?」と同じ状態です。動かすことも出来ませんでした。また途中で現れる局面には遭遇しませんでした。
いじっているうちに MuseScore 自体ががクラッシュしてしまうこともありました。「意図せずに青い線が」ということと考え合わせて、バグが残っている未完成な機能なのではないか。そんな気がしています。MuseScore4 には無いようですし。
この件おわかりの方、また使いこなしているかたがいらっしゃったら、私も教えて頂きたくおもいます。
In reply to 私はこの件に関しては手も足も出ません… by yamada_y
「ピアノロールエディター」
https://musescore.org/ja/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%…
「Piano Roll Editor」
https://musescore.org/en/handbook/3/piano-roll-editor
私もピアノロールエディター(PRE)はほとんど使ったことがなく,
いまちょっと動かしてみた限りでの理解です.
青い旗付きの線(blue flag)は,ループ再生時のループ開始点と終了点です.
ループ再生のボタンを押してループ再生機能が On になっているときに機能します.
ループ再生機能が On になっているときには,楽譜上にも表示されます.
開始点と終了点の位置の設定は,PRE 上でも楽譜上でもどちらでもよいので,
設定したい位置をマウスでクリックしておき,「再生パネル」 の 「[」,「]」ボタンを押すことで設定できます.
マウス操作で直に開始点/終了点を設定するときは,Windows の場合は PRE の小節ルーラー上での中クリック/右クリックで設定できます.
macOS の場合のマウス操作は,私はわかりません.
yamada_yさんがおっしゃるように,Ver. 3.6.2 の PRE はまだまだバギーな(buggy,不具合が多々ある)状態で,私の個人的な見立てでは,「データを眺めるのには使えるけれども,編集するのには実用的ではない」ように思います.
下に実際の操作のアニメ画像(音は出ません)を添付しましたが,最後に「再生が止まらない」不具合が発生しています.
In reply to 私もピアノロールエディター(PRE… by knoike
yamada_y様
knoike様
ご返信ありがとうございます。
knoikeさんのおっしゃるように、私もこの青カーソルは開始と終了の位置決めではないかと推測して日本語マニュアルをめくってみましたが、的確にそのことを説明している文が見当たらないので当惑していました。この終了位置の青線は、マックではControl+clickで出現します。ところがその消し方がわからないのです。
[マックでは機能キーが4つあります。普通Windows でControlと呼ぶキーはマックではCommandキーです。それとは別にControlキーがあるので紛らわしいのですが、出現の時と同じ操作で消すことができないので、もしWindowsで消し方がおわかりになったらご教示ください。]
私がこのピアノ・ロール・エディタ(PRE)で利用しているのは「オンタイム」という機能です。音符の再生タイミングを早めたり送らせたりするために使っています。他のやり方があるのかどうか分かりません。
以前モーツァルトのピアノ協奏曲のある楽章を入力した時、ストリングスパートすべてにスタッカートが付いている箇所があり、そこを再生すると明瞭に遅れが出たことがあります。0.数秒くらいでとんでもない遅れです。それで問題解決のために見つけたのがPREの「オンタイム」機能でした。この数値をマイナスにすると音の開始が早くなることが分かり、試行錯誤しながら-80とか-100とか、あるいはそれ以上の数値を色々入れては再生し、ようやく遅れがなんとか解消され、他のパートと揃うようになりました。
今は逆にもっぱらピアノ曲の音の出だしを「遅らせるために」プラス数値を試行錯誤的に入れています。だいたい20-100の間くらいで適切な数値を探して入れます。これは自分の耳の勘で決めるしかありません。
なぜ、遅らせるかと言いますと、ピアノがまったく弾けない(文字通りにです)私でも、長い間ピアノ曲を聴いてきて分かっていることの一つに、ピアノの打鍵には指を立て気味にしてポンと押すやり方と、指を寝かせて柔らかく静かに抑えるやり方があることです(素人丸出しの表現で恐縮です)。この後者のやり方ですと、音が柔らかくなると同時に、(なんと言ったらいいのでしょうか)一種のためらい、遅れ、のような効果が生じます。ピアノ教師をしている姪にこの点を質問しましたら、生徒にはそこはテヌート気味にと教えているとのことでした。なんだかよく分からない回答ですが、いずれにしろ、この「オンタイム」機能を使い、テンポの変更やフェルマータとの組み合わせでそれに似た効果が出せるので使っています。まったくの素人の考えからやっているだけですが、それなりに効果があると思っています。
In reply to yamada_y様 knoike様… by aiglon1018
aiglon1018 さん、ハンドブックのピアノロールエディターの項目は「サウンドと再生」のセクションにありますから再生に関することだと思ってはいましたが、なるほどそういう使い方が出来るのですか。やはり私にはあまり必要なさそうです。私にとっての再生は曲の感じを何となくつかめればというもので、それ自体を鑑賞する目的ではないからです。
このラインは最初から曲の始めと終わりに表示されており、私の場合(Windows)も消すことは出来ません。もとの位置に戻しておけば良いのではないでしょうか。
knoike さんご教示に従い、曲の始めと終わりで「Windows の場合は PRE の小節ルーラー上での中クリック/右クリック」することで戻りました。
In reply to yamada_y様 knoike様… by aiglon1018
> この終了位置の青線は、マックではControl+clickで出現します。ところがその消し方がわからないのです。
出現するわけではなく,最初から楽譜末尾にある終了位置がクリックした位置に設定されるので出現したように見えるだけではないでしょうか.
つまり,常に存在するものであって,消せるようなものではないと私は思っています.
ということで,私も yamada_yさんと同様の考えです.
ループ再生を On にしない限りは何も影響がないと思いますので,yamada_yさんのように元の位置に戻してもよいでしょうし,どこにあってもよいと思います.
In reply to > この終了位置の青線は、マックではControl… by knoike
Knoike様
yamada_y様
仰るとおりですね。別のファイルで確認しましたら、最末尾に青い線がありました。そもそも頭と尻尾に最初からあるもので、クリックした場所へ移動して出てくるものなんですね。いやこれで納得・解決しました。お世話になりました。
現在の開発/運営者たちによる公式発表によると,
ちゃんとしたピアノロールエディター(PRE)の開発/提供が始まるのは Ver. 5.0 以降のようです.
https://musescore.org/en/4.5-and-beyond
の「Version 5.0 and beyond」あたりに書いてあります.
「~ and beyond」ですので,Ver. 5 系で実装されずに先送りされる可能性もあります.
例の「非公式 3.7.0(MuseScore 3 Evolution)」では PRE の改善もなされていますが,
何をどう改善したのか,私は把握できていません.
個人的には,ピアノロール表示で音データを編集するのは,
MuseScore のような楽譜作成ソフトではなく,
MIDI シーケンスソフトや DAW で行うほうがやりやすいのではないかと思います.
In reply to 現在の開発/運営者たちによる公式発表によると,… by knoike
knoike様
「MIDI シーケンスソフトや DAW で行うほうがやりやすいのではないかと思います.」
そのとおりでしょうね。ただ私はMuseScoreだけで完結し、それなりの結果に至ることを目標、やりがいにしていますから、MuseScore を工夫して使うとこの程度の成果は出せるというものを作って発表するという作業をこれからもやっていくつもりです。何しろ老人のことゆえ時間だけはたっぷりありますので、どんな面倒で細かな作業でも厭いません。実際、MuseScore(v.3.6.2)は、いくつか不満はあれど、かなり優れたソフトだと思っています。
これからも宜しくお願いいたします。