スウィング

最終更新は 2 年前
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    MuseScore の スウィング 機能で、スコアの再生を "ストレート" から "スウィング" リズムに変えることができます。スウィングはスコア全体、あるいは一部にと、柔軟に適用できます

    スコアのセクションにスウィングを適用

    段の全ての譜表にスウィングを適用するには:
    1. スウィングを始める最初の音符をクリックし、
    2. テキストパレットの中の Swing をクリック(Ver.3.4 の前まではダブルクリック)します。これにより段テキスト・オブジェクトが挿入され、その段の全ての譜表に既定値60%でのスィングが適用されます。

    1. 必要に応じてそのスウィングテキストを 編集 します。
    2. スィングの既定値を変える必要があれば、スウィングテキストを右クリックして 段テキストのプロパティ... を選びます。"スウィングの設定" タブをクリックし、望む音価を選んで "スウィングの比率" を設定します。

    Swing properties

    段の特定の譜表にだけスウィングを設定するには:
    1. スウィングを始める最初の音符をクリックして、
    2. 譜表テキスト を加えます。
    3. その譜表テキストは適宜 編集 しましょう。
    4. その譜表テキストを右クリックして 譜表テキストのプロパティ... を選び、"スウィングの設定" タブを選んで、設定します。
    5. 他の譜表にも設定が必要なら1~4のステップを繰り返します。

    Swing のテキストは、他のテキストと同じように、 編集書式の設定 をすることが可能です。

    テンポを指定する3連符

    スウィングを指定するのにしばしば次の表記が使われます。

    Swing markings

    MuseScore にはテキスト中に3連符を使う方法がありませんが、簡単な回避策があります。
    1. で説明したようにスウィングテキストを加えてそれを非表示 (ショートカット V あるいは インスペクタ で "表示" のチェックを外す ) にします。
    2. 適切な 画像 をスコアに加えます。その画像は "How To" ページ: How to create a visual swing marking の下の方にあり、ダウンロード可能です。
    3. その画像を必要な大きさにし、位置決めします。

    ストレートリズムに戻る

    スウィングセクションの後、ストレートに戻って演奏したい場合、次の方法を使います。

    ver 3.4 以降
    * ワークスペースのテキスト・パレットで "さらに表示" を押すと表示される Straight のテキストを、ストレートを開始する最初の音符・休符に加えます。 ( をご参照)

    ver 3.4 の前までは
    1. Swing テキストを "ストレート" セクションの最初の音符・休符に加えます。 ( をご参照)
    2. 必要に応じ、そのテキストを 編集 してストレートに戻る適切な指示にします。
    3. そのテキストを右クリックして 段テキストのプロパティ… を選び、"スウィングの設定" タブをクリックして "スウィング" を "オフ" にします。

    スコア全体をスウィング設定

    スコア全体をスウィング設定することもでき、メニューから:
    1. メニューから フォーマットスタイル...スコア を選び、
    2. "スウィングを設定" セクションで、音価と "スウィング比率" を設定します。

    Format Style Score

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