サウンドフォントと SFZ ファイル

Updated 3 ヶ月 ago

    オーディオ再生はMuseScoreに内蔵されている シンセサイザー によって行われていて、それには、打楽器効果音 を含む多数の 仮想(ソフトウェア)楽器 が入っています。

    MuseScore は2つのフォーマットの仮想楽器をサポートしています。

    • サウンドフォント (.sf2/.sf3): 1つのファイルで、1つ以上の仮想楽器が内蔵されています。
    • SFZ (.sfz): オーディオと定義のファイルの組み合わせで、1つ以上の仮想楽器が内蔵されています。

    サウンドフォント

    MuseScore には独自の GM (General MIDI) サウンドフォント MuseScore_General.sf3 が付属しており、128 を超える楽器、効果音やドラム/パーカッション・キットが入っています。

    GM (General MIDI) は国際的なフォーマットで、MuseScore の独自サウンドフォントを使って適切に再生するよう作成されたスコアは、あなたが選んだ フォーマットエクスポート 可能となり、他のユーザーのコンピューター上で再生できます。

    インターネットでは、あるものは無償、あるものは有償で、異なるサウンドフォントが多数得られます。無償のサウンドフォントについては の表をご参照ください。

    サウンドフォントのインストール

    サウンドフォント (→ をご参照) を見つけて解凍した後、それをダブルクリックして開きます。MuseScore は様々なファイル形式のサウンドファイルに対応しているので、MuseScore が開始し、そのサウンドフォントをインストールするかとダイアログで聞いてきます。時にはそのサウンドフォントのファイル形式に特有のアプリケーションが必要な場合もあり、その場合には、そのファイルを右クリックすることで、MuseScore でそのファイルを開くことができるようなメニューが表示されようにしましょう。いずれの場合も、そのサウンドフォントをインストールするかと聞いてくるダイアログが表示されたら "Yes" をクリックすれば、そのサウンドフォント・ファイルはMuseScore のサウンドフォントのディレクトリにコピーされます。このディレクトリがどこかは MuseSocre の環境設定で見たり変更したりできますが、既定の場所は次の通りです。

    • Windows: %HOMEPATH%\Documents\MuseScore3\Soundfonts

    • macOS and Linux: ~/Documents/MuseScore3/Soundfonts

    ユーザーが追加したサウンドフォントとは異なり、MuseScore に付属している初期設定のサウンドフォントはシステム・ディレクトリに位置し、それが意味する通り、変更してはなりません。そのディレクトリと既定のサウンドフォントは次の通りです。

    • Windows (32-bit): %ProgramFiles%\MuseScore 3\sound\MuseScore_General.sf3
    • Windows (64-bit): %ProgramFiles(x86)%\MuseScore 3\sound\MuseScore_General.sf3

    • macOS: /Applications/MuseScore 3.app/Contents/Resources/sound/MuseScore_General.sf3

    • Linux (Ubuntu): /usr/share/mscore-xxx/sounds/MuseScore_General.sf3 (with xxx being the MuseScore version)

    アンインストール

    サウンドフォントをアンインストールするには、そのサウンドフォントがインストールされているフォルダーを開き、削除するだけです。

    SFZ

    SFZ は多くのファイルとディレクトリ、SFZ ファイル、WAVやFLAC形式の実際の音のファイルから成り立っており、SFZ ファイルはテキストファイルで、どの音のファイルがどこに位置しどの楽器のどの範囲の音域で使われるかが記載されています。

    SFZ のインストール

    SFZ (→下記 ご参照) ファイルをダウンロードしたら、そのSZF に属する全てのファイル (SFZ ファイルと全てのサブ・ディレクトリ) を 上記 のディレクトリへ手動で抜き出す必要があります。サブ・ディレクトリとその内容はそのままにしておきます。

    SFZ のアンインストール

    SFZ をアンインストールするには、ファイルをインストールしたフォルダーを開いて、それら全てを削除するだけです。(上記 ご参照)

    シンセサイザー

    シンセサイザー は MuseScore の音の出力で中心となるコントロールパネルです。サウンドフォントを インストール したら、それを MuseScore が使えるように、シンセサイザーに追加する必要があります。別のサウンドフォントをデフォルトにするには、それをシンセサイザーに追加し 規定値に設定 をクリックします。

    シンセサイザーを表示するには、メニューを 表示シンセサイザー と進みます。詳細については シンセサイザー をご参照ください。

    Synthesizer

    ダウンロード可能なサウンドファイルのリスト

    GM サウンドフォント

    以下のサウンド・ライブラリは General MIDI (GM2) 標準に準拠しています。この仕様では128の仮想楽器と打楽器の音源が提供されます。

    オーケストラ サウンドファイル

    ピアノ サウンドフォント

    SF2 ピアノ
    SFZ ピアノ
    • Salamander Grand Piano
      Downloads: version 2 | version 3
      Description: Yamaha C5, 48kHz, 24bit, 16 velocity layers, between 80 MB and 1.9 GB uncompressed
      License: Creative Commons Attribution 3.0
      Courtesy of Alexander Holm
    • Detuned Piano (244 MB uncompressed)
      License: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0
    • Plucked Piano Strings
      Description: 44.1kHz, 16bit, stereo, 168 MB uncompressed
      License: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0
    • The City Piano
      Description: Baldwin Baby Grand, 4 velocity layers, 696 MB uncompressed
      License: Public domain
      Courtesy of Big Cat Instruments
    • Kawai Upright Piano, release 2017-01-28
      Description: 68 samples, 44KHz, 24bit, stereo, 2 velocity layers, 58MiB uncompressed
      License: GNU General Public License version 3 or later, with a special exception
      Courtesy of Gonzalo and Roberto

    ダウンロードしたサウンドファイルの解凍

    サウンドフォントはファイルサイズが大きいことから圧縮されることも多く、.zip .sfArk .tar.gz、などの圧縮形式が使われます。それらのファイルを使用する前に解凍する必要があります。

    • ZIP は一般的な圧縮形式で、様々なOSでサポートされています。

    • sfArk はサウンドファイルを圧縮する目的で開発されています。解凍するには Polyphone (cross-platform software) を使うか、次のオンラインサービスを利用します。 https://cloudconvert.com/sfark-to-sf2

    .tar.gz は Linux で一般的な圧縮形式です。Windows ユーザーであれば 7-Zip を利用することができ、 Mac ユーザーであれば The Unarchiver か、macOS に内蔵の アーカイブ・ユーティリティーを使います。7-Zip を使う際、一度 GZipに、その次に .tar と2度解凍する必要がある点に留意ください。

    トラブルシューティング

    ツールバーの再生パネルが灰色あるいは非表示で利用できない場合、次の手順に従って音を再び利用できるようにします。

    1. メニュー・バーを右クリックし、再生コントロール がチェックされているのを確かめます。これで解決できなければ、ステップ2に進みます。

    2. サウンドフォントを変更した後に再生パネルが表示されなくなった場合は、メニューを 編集環境設定...I/O と進み、何も変更しないまま OK をクリックします。MuseScore を再起動すると、再生パネルが表示されるようになっているはずです。

    初めてサウンドフォントの設定を行う場合は、上記の推奨されているサウンドフォントを使用してください。

    再生が途切れる場合は、コンピュータが使用中のサウンドフォントを使いこなせていないといった状況です。次の点をご参考に。

    • より小さなサウンドフォントを使うことで、MuseScore に要する RAM メモリ量を減らします。上記の リスト をご参考に。
    • MuseScore 以外のアプリケーションをすべて終了することで、MuseScore が利用できる メモリの使用量 を増やします。それでも問題が続き、その大きなサイズのサウンドフォントを引き続き利用したい場合には、コンピュータの RAM を増やすことを検討しましょう。

    参照

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