音符の入力

Updated 1 週間 ago

    MuseScore での記譜には、コンピューターキーボード、マウス、MIDIキーボード、それに仮想ピアノキーボードの4つの 入力方法 いずれも 利用できます。 デフォルトの 入力モードステップタイム で、一度に一つの音符か休符を入力します。他の 入力モード も使えます。

    ニュー・スコアー・ウィザード を抜けると、スコアの一連の小節は小節休符で埋められています。

    Empty score

    小節に音符を入力すると、小節休符はその小節の残りとなる適切な休符に代わります。

    Entering notes

    同じ拍で音価の異なる音符は、声部 を使って入力します。

    Voices

    音符入力の基本

    このセクションは、 ステップ・タイムコンピューターキーボード を使った音符・休符の入力の基本を紹介します。また、チュートリアル "Getting Started: An introduction to note entry in MuseScore" をご覧になることをお勧めします。スタートセンター から利用できます。

    ステップ 1. 始める位置を選ぶ

    音符の入力を始める位置にある音符あるいは休符をクリックするか、マウスを使って 小節の選定 をします。始める位置を選ばない場合には、音符入力モード (下記 "ステップ 2") に入った時点で、カーソルはデフォルトであるスコアの最初に位置します。

    ステップ 2. 音符入力モードに入る

    音符入力 モードに入るには、次のどちらかの方法を使います。

    • 音符入力 ツールバーの一番左にある "N" アイコンをクリックする。
    • コンピューターキーボードの N を押す。

    音符入力 モードを抜けるには、次のいずれかの方法を使います。

    • N を押す。
    • Esc を押す。
    • ツールバーの "N" ボタンをクリックする。

    ステップ 3. 音価を選ぶ

    音符入力 モードのまま、次のどちらかの方法で音符の長さを選びます。

    • ドキュメントウィンドウのすぐ上にある 音符入力 ツールバーの対応する音符のアイコンをクリックする。
      note_duration_toolbar.png
    • 音価に応じたキーボードショートカットを入力する。 (下記参照)

    ステップ 4. 音符あるいは休符を入力する

    • A~G を使ってその音高の音符を入力するには、コンピューター・キーボードのその文字を押す。
    • 休符を入力するには、0 (ゼロ) を押す。

    この入力方法は、音符入力モードではなくても音符/休符を選択した状態にあるか、新規にスコアを作成してデフォルトで最初の位置が選ばれた状態である場合にも、利用できます。

    音符/休符の長さを選ぶ

    音符入力 モードでは、音符/休符の長さを選ぶのに次のキーボードショートカットが利用できます。

    • 1:  64分音符
    • 2:  32分音符
    • 3:  16分音符
    • 4:   8分音符
    • 5:   4分音符
    • 6:   2分音符
    • 7:   全音符
    • 8:  倍全音符
    • 9: 四倍全音符
    • .:    付点 (選んだものを付点音符/休符に変える)

    : 二重, 三重 ,四重付点 及び 128分音符はアドバンス ワークスペース のツールバーから、あるいはカスタム ショートカット を経由しての適用となります。

    こちらもご参照ください。 連符

    入力デバイス

    記譜には以下のものを利用します。

    コンピューターキーボード

    このセクションは "音符入力の基本" (上記ご参照) を拡張し、コンピューターキーボードを使っての音符/休符入力で利用可能なコマンドすべてを紹介します。

    音符/休符の入力

    キーボードから対応する文字をタイプすることで 音符 を入力することができます。音符入力 モードに入ったのち、次のようにタイプすると: 5 C D E F G A B C.

    Notes: C, D, E, F, G, A, B, C

    : キーボードを使った音符入力では、MuseScore は直前に入力した音符と上下で一番近いものと位置づけます。

    休符 を入力するには "0" (ゼロ) をタイプします。ですから、音符入力 モードに入ってから、次のようにタイプすると: 5 C D 0 E.

    C, D, rest, E

    : ツールバーで選んだ長さは、音符 及び 休符の両方に適用されます。

    付点音符 を入力したい場合、長さを選んでから . (ピリオド/フルストップ) を押します。

    例えば、音符入力 モードに入り、次のようにタイプすると: C, D, Shift+F, Shift+A, E, F を押します。

    音符を音階に従って上下に移動するには:

    • Alt+Shift+Alt+Shift+ を押します。

    音符を1オクターブ上下に移動するには:

    • Ctrl+ (Mac: ?+) か Ctrl+ (Mac: ?+) を押します。
    臨時記号を加える

    音符を上下の矢印キーで移動する (上記ご参照) 際、MuseScore は必要な臨時記号を自動的に生成します。臨時記号を手動で加えるには、臨時記号 をご参照ください。

    コード

    既に入力した音の にコード音を加えたい場合には:

    • Shift を押したまま、A から G を使って音符を入力します。CDShift + FShift + AE, F とタイプすると次の結果になります。

    C, D minor triad, E, F

    特定の 音程 で上あるいは下に音符を加えるには:

    1. 音符が 選択 されていることを確かめて、
    2. 次のいずれかの方法を使います。
      • メニューを追加音程 と進んで、表示の中から音程を選びます。
      • 上側 音程を Alt+1-9 と押します。(下側 音程も 環境設定 に表示される ショートカット に加えれば、可能です)

    : 長さの異なる音符で和音を作るには、複数の 声部 を利用します。

    音符を挿入する

    MuseScore で楽譜を入力すると、通常、既存の音符や休符は上書きされます。でも、音符を 挿入 する方法もあります。

    • スコアに 小節を追加挿入 する。
    • スコアの先行する部分を カット・アンド・ペースト し、空き領域に入力する。
    • Ctrl + Shift (Mac: ? + Shift) + 音名 (A to G) を押して音符を入力する。この方法で選択した音価の音符を入力するとその小節の後に続く音符を右側に移動します。もしその小節が拍子記号で指定される長さを超えると、青色の + がその小節の上に現れ、挿入モード であることを表します。
    音符を削除する

    音符を一つ削除するには:

    • その音符を選択し、Delete を押します。

    和音を削除するには:

    1. Esc を押して 通常モード であることを確実にして、
    2. Shift を押したままコードの音符を一つクリックして、コードを選択し、
    3. Shift を離してから Delete を押します。

    削除の方法は 範囲 にある音符/コードにも適用できます。

    キーボードショートカット

    音符入力モードで利用できる編集用ショートカットの表です。

    • (上): 音高を半音上げる (♯)
    • (下): 音高を半音下げる (♭)
    • Alt+1-9: 現在の音符の上側にユニゾンから9度までの音程で音符を加える
    • J: 異名同音を切り替える(例:D♯ を E♭ へ)(合奏調と記譜調の両方で表示を変えます)。臨時記号 を参照ください。
    • Ctrl+J (Mac Cmd+J): 異名同音を切り替える。その時点での表示のみを変えます。臨時記号 を参照ください。
    • Alt+Shift+: 調号に基づき一音上に
    • Alt+Shift+: 調号に基づき一音下に
    • R: 最後に入力した音符を繰り返す
    • Q: 最後に入力した音符の音価を半分に
    • W: 最後に入力した音符の音価を二倍に
    • Shift+Q: 付点分短くする (例: 付点四分音符は四分音符に、四分音符は付点八分音符に)
    • Shift+W: 付点分長くする (例: 八分音符は付点八分音符に、付点八分音符は四分音符に)

    • Backspace: 最後に入力した音符を削除

    • Shift+: 最後に入力した音符をそのひとつ前の音符と入れ替える (繰返して前の音符と入れ替えられます)
    • Shift+: Shift+で移動した音符を、それに続く音符と入れ替える
    • X: 符幹の上下方向転換 (インスペクター で自動の設定に戻せます)
    • Shift+X: 符頭の位置を左右反転 (インスペクター
      で自動の設定に戻せます)

    マウス

    マウスでの音符入力は易しいのですが、沢山の入力をするのに最速というわけではありません。

    1. 音符入力 のツールバーで求める音価の記号をクリックします。
    2. スコア選択した音価に音高を加えるべく、スコア上をクリックします。
    3. 入力したコードに音符を追加するには、ステップ2を繰り返します。
    4. 既存のコードに加えるのではなく入れ替えるには、クリックする前に Shift を押します。

    : 音符入力モードにあってスコアの上にカーソルを漂わすと、加えようとしている音符・休符が事前表示されます。

    MIDI キーボード

    MIDI キーボードを使うと音高での入力が可能です。

    1. MIDI キーボードをコンピュータに接続しスイッチを入れます。
    2. MuseScore を起動します。(MIDI キーボードのスイッチを入れた 後に 行ってください。)
    3. 新しいスコアの作成
    4. 小節の休符をクリック (選択) することで、音符入力を開始したい場所を指定します。
    5. N を押して音符入力モードに入ります。
    6. 音符の長さを 上記 のように、例えば四分音符なら 5 といった具合に選びます。
    7. MIDI キーボードで音符を入力します。

    これで、MIDIキーボードで押した音がスコアに入力されるはずです。

    : デフォルトの入力方法である ステップ・タイム では、一度に一つの音符の入力ができます。他の音符入力モードについては 音符入力モード をご参照ください。

    コンピューターに複数の MIDI デバイスが接続されている場合、どれが MIDI キーボードなのかを MuseScore に示す必要があります。

    1. メニューを、編集環境設定... (Mac: MuseScore環境設定...) と進み、
    2. I/O タブをクリックし、"MIDI 入力" セクションに表示されるデバイスから選びます。
    3. OK をクリックして終了します。変更を適用するには MuseScore を再起動する必要があります。

    仮想ピアノキーボード

    スクリーンに表示される ピアノキーボード を使って音符を入力することもできます。

    • 表示をオン・オフするには: P を押す (あるいはメニューで 表示ピアノキーボード を選びます)
    • キーボードの大きさを変えるには: マウスポインターをピアノのキーの上に持って行き、Ctrl (Mac: Cmd) を押したまま、マウスのスクロール・ホイールを上(大きく)か下(小さく)に動かします。

    音符入力の方法は MIDI キーボード と同様です。

    1. 音符入力モード であることを確かめ
    2. 次のように入力します。
      • 一つの音符: 適切なピアノのキーをクリックします。
      • コード: 加えたい音符を選んで Shift を押し、ピアノのキーをクリックします。これを必要なだけ繰返します。

    音符入力モード

    MuseScore には ステップ・タイム に加え様々な 音符入力モード があります。これら全ては音符入力ツールバーの左にある "N" ボタンの右にある小さな矢印をクリックすればアクセスできます。

    Note input modes

    楽器の音域外の音符を色付け

    演奏者の技量により、楽器の音域を超える音があります。これを情報とすべく、MuseScore は オプション として、プロの演奏者の音域外となる音符を赤色で、アマ初心者演奏者の音域を超える音符はオリーブ・グリーン/ダーク・イエローで表示します。これらの色は画面には表示されますが、印刷する際には反映されません。

    Notes out of range

    音符の色付けの表示・非表示と "プロフェッショナル" / "アマチュア" の音域の設定については、使用可能な音高の範囲 (譜表プロパティ: 全ての譜表) をご参照ください。

    小音符/小符頭

    1. 小さいサイズにしたい音符を選択し、
    2. インスペクタ- の小音符のチェックボックスにチェックを入れます。音符セクションにあるのは個別の符頭のサイズだけを変える場合に利用し、もう一つのコード・セクションにあるのは符頭、符幹、桁、符尾の全部を変えます。

    デフォルト設定では、標準サイズの 70% の大きさです。この設定は フォーマットスタイル…サイズ で変えることができます。

    入力した音符・休符を変更する

    音価を変える

    一つの音符・休符の長さを変えるには:

    1. 音符入力モード にはいないこと (Esc を押せば抜けられます)、そして、他に選択している音符がないことを確めます。
    2. 該当する音符か休符をクリックし、 に記載した音価のショートカットキー、あるいはツールバーの音価のアイコンを使って、長さを変更します。

    長さをより長くするとそれに続く音符・休符が上書きされ、長さを短くするとそれとそれに続く音符・休符間に休符が加えられます。

    例として、3つの16分休符を一つの付点8分休符に変えるには:

    1. 最初の16分休符をクリックし、
    2. 4 を押してそれを8分休符に変え、
    3. . を押して付点8分休符に変えます。

    より長くなったので、続く2つの16分音符を上書きしました。

    音高を変える

    一つの音符の音高を変えるには:

    1. 音符入力モード にはいないこと、そして、他に選択している音符がないことを確めます。
    2. 該当する音符を選び、次のいずれかの方法を使います。
      • マウスで符頭を上あるいは下にドラグする。
      • 矢印キーを押す。 (上) や (下)
      • 新しい音名 (A…G) をタイプする。必要に応じて、オクターブの修正には Ctrl+Ctrl+ (Mac: Cmd+ or Cmd+) を使います。この操作で自動的に音符入力モードに入ります。

    異名同音の音符の表記を変えるには、その音符を選択し J コマンドを使います。さらに詳細は 臨時記号 をご参照ください。

    一連の音符の音高をを同じ音程で変えるには、移調 が利用できます。

    一連の音符のリズムを変えることなく異なったメロディーに変更するには、 リピッチ・モード を使います。

    スコアに誤った臨時記号が多く含まれている場合には、リスペルピッチのコマンドを使ってみる可能性があります。( Accidentals: Respell pitches をご参照ください。)

    休符を音符に変える、あるいはその逆

    休符を同じ長さの音符に変えるには:

    1. 音符入力モード にはないことを確かめ、(Esc を押すなど)
    2. その休符を選択し、
    3. 望む音高の音名 A?G を入力します。

    音符を同じ長さの休符に変えるには:

    1. 音符入力モード にはないことを確かめ、(Esc を押すなど)
    2. その休符を選択し、
    3. 0 (ゼロ) を押します。

    音符のプロパティ

    参照

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