日本語版ソフトウェア(翻訳提案)

• 2010/10/16 18:29

MuseScore日本語化作業は、Necoさん、kojikojiさん、kikiさんをはじめとしたtranslatorの方々の努力で
未翻訳語数がほぼ無くなり、訳語のブラッシュアップと、将来のバージョンアップへの対応に向けた段階にあるところと思います。
現在、ソフトウェアの翻訳は、tranlatorサーバ上で1対1に対訳が行われています。
翻訳協議が必要になった場合に、★マークで示される「Suggestion」の機能がついているものの、
解釈が分かれる場合などに、議論をするのには十分な機能ではないようです。

分かりやすさのために、以下のようにContext / Source Text / Translations(現在の候補) を明記して
翻訳提案・協議をはじめてはいかがでしょうか。
例)
Context : AboutBox / Source Text : AboutBox / Translations : MuseScore について
「アバウト・ミューズスコア」を翻訳提案します。理由は・・・・。

勝手ながら新しくトピックを立てましたが、例にこだわらず、やりとりしやすい方法でお願いいたします。
はじめて浄書ソフトに触れる初級者から、Finale・Sibeliusに慣れた中・上級者まで、
幅広いユーザに、より使い易い操作性を提供するために、議論いただければと思います。
また、議論の結果をtranslationに反映いただく際に、用語集 へ翻訳結果や経緯などを
追記してまとめていただればありがたいです。


コメント

以下、問題提起します。
それぞれ、 英語 / 現在の訳語 / 提案する訳 / 理由

1. 変更を提案するもの
 Redo / 取り消す / 再実行 (編集メニューではこの訳)、他の候補(Redo、取り消しの取り消し) / Undoを取り消しというソフトも多く、誤解を招く。「再実行」は「何を」が気にかかるが、Undoの隣だから理解可能と思います。「Redo」のままでもいい。
 Undo / 最後の変更を元に戻す / 元に戻す (編集メニューではこの訳)、他の候補(Undo、戻す、前に戻す、取り消し) / Undoは何回でも戻れるから、最後の変更だけではない。「Undo」や「戻す」もいい。
 (英語不知)@PlaybackのWindUpアイコン / 開始地点に戻る / 最初(or先頭)に戻る / 実際、途中から演奏させても、このWindUpボタンは、曲の先頭に戻る。再生開始地点ではない。

2. 好みの問題?
 New / 新しい楽譜の作成 / 新規作成 / ファイルメニューは新規作成。新譜作成も可。現在のは、冗長と感じる。
 Open / ファイルからスコア読み込み / ファイルを開く / ファイルメニューはたんに「開く」。これでも可。急に「スコア」という外来語が出てくるのは変だし、冗長。野球のスコアは知っているが、という中学生が使うことも想定するとちょっと難。
 Save / スコアをファイルに保存 / 保存 / 同上
 Print / スコアを印刷 / 印刷 / 同上
 
議論をお願いします。

In reply to by hostms101

ご意見ありがとうございます。

理由に誤解を招くことを書いてしましましたね。
ツールチップは、いつも表示されるようになりました。(OFFする機能がなくなった)。
で、文字数が多いと目に邪魔だし、思考への障害なので、本来の役割からも、短ければ短いほどよい、と思います。英語でも対象語(目的語)を省いたOpen、Save,Print だけです。
というわけで、目的語は自明な場合、省いたほうがいい、と私は思います。

また、ファイルメニューとツールチップが異なるのも、いたずらに煩雑な感じを与えます。
ワープロやテキストエディタなどの既存のソフトは、調べた限り、ファイルメニューとツールチップは同じでした。

In reply to by YAMAKAWA

YAMAKAWAさんこんにちは。投稿ありがとうございます。

私はこのソフトウェアの日本語翻訳をしているNecoと申します。
今回のご提案について私の所見を回答いたします。

1-1.Redoについて
ポップアップの「取り消す」にの部分は検討しなくてはならないと感じていました。
ご提案いただいた「再実行」に関しては申し訳ありませんがややよろしくないと感じます。
理由として、そもそもポップアップは常時現れている機能名に対してその読み下しとなり意味を補完するものだと考えます。
「再実行」とかかれているものを「再実行」と説明しても説明になっていません。
また、「Redoのままでよい」というのも頷けません。TickやVelocityならMIDI系専門用語としてその用語がコンピュータ音楽界に広く浸透しているため、むやみに日本語化しないほうが意味が伝わることを考慮し英語を維持するという考え方もできるかもしれません。しかし、「Redo」などは多くのソフトウェアに備えられていることからもソフトウェア用語として日本語に置き換えることが可能と考えられます。
今回の「取り消す」は原文では「Redo last undo」ですのでこの意味を直訳するなら「最後の元に戻すをやり直す」となると思います。
これも、ややこしい表現だと思います。また、ソフトウェアによっては「繰り返す(し)」などの呼称が使われていることもあります。
現状ではMusescoreとしての「Redo」の考え方をはっきりさせたほうが良いという気持ちでいます。その上で変更を行なうべきだと考えます。
いままで私事なども重なり、ほとんどこのトピックが利用されていなかったため議論が深まっていませんでしたが、ソフトウェアのほとんどの翻訳が終わった今、しっかりと話し合う時に来たと感じています。

1-2.Undoについて
原文が「Undo last change」となっていることからほぼ直訳を行ないました。
>>最後の変更だけではない
に関しては、原作者にお問い合わせください。
「最後」という言葉について個人的な見解ですが、ソフトウェア開発の立場から考えると履歴を管理している「配列」の最後の位置を示しているものと思われます。「元に戻す」が行なわれると現在の位置を示すポインタが一つ前の値になり、その位置が最新の状態というわけですから、つまり現在が最後の変更を行なった時点となります。

1-3.Rewind to start position について
原文では「Rewind to start position」となっています。現状はこの直訳になっています。
当時の記憶もあいまいなため、なぜそのように判断したのか思い出せません。ご指摘ありがとうございました。
可能ならほかの皆さんの意見も募って変更を行なおうと思います。

2-1.New
これはポップアップのことでしょうか?
ポップアップならこの長さで冗長というのは難しいのではないでしょうか。
「新しい楽譜の作成」という言い回しはkikiさんの「ユーザーフレンドリーを突き詰めます。」という翻訳初頭の意思を反映したものかもしれません。
また「新しい楽譜の作成」の原文は「Create New Score」であり同じ原文はひとつ※を除きすべて「新しい楽譜の作成」として翻訳されています。統一性の観点からも問題ないと考えていますがいかがでしょうか。

※ほぼ同じだが微妙に異なる「Create new score from scratch」は「楽譜を新規作成」と訳されています。むしろこのほうがうまく訳せていないかもしれません。scratch→ゼロからの意ととれるので、「新しい楽譜を最初から作成」のほうが良いのではないかと思います。

2-2.Open
調べましたが最新の状態では「Open」という項目には「ファイルからスコア読み込み」という翻訳はついていませんでした。
「Load score from file」という項目は「ファイルからスコア読み込み」になっていました。
これもポップアップでしょうか。そうならば、その用語を説明しているわけですから冗長という表現が的をはずしているような印象を受けます。
また、Musescoreでは統一性を確保しようと「Score」を「スコア」と訳しています。ほとんどが「スコア」と表記されているはずです。
今回調査して、私の翻訳した部分で「楽譜」となっている部分もありましたので「スコア」へ修正しました。
また、あえて「楽譜」としている部分もあります。
「Download free sheet music」→無料楽譜のダウンロード
「Documents Stacked」→楽譜を上下に表示する
原文にScoreが使われていない部分はファイルまたは構造自体を示していると考えられ、スコアの内容に踏み込んでいないと思われるものを「楽譜」としています。この点については解釈のミスで誤りがあれば訂正していきたいと思います。
「スコア」「楽譜」という表記に関して統一したほうが良いようなら変更していきたいと思いますので、議論お願いいたします。

今回いくつかの不良箇所を修正できたことに感謝申し上げます。
今後も議論や検討を重ね、皆さんと一緒によりよいMusescoreを作れることを願っています。

Neco

In reply to by Neco

 申し訳ありません、ツールチップという用語をど忘れして、ポップアップと書いてしましました。
 また英語の部分は、原典を確認せずに、決まりきった文字(英語)と思い込んで書いてしましました。Translation server で日本語から検索すれば、英語原語がわかるということに気づく前でした。お手数かけてしまいごめんなさい。

1-1、2.Redo、Undoについて
 直訳では、「最新のUndoを再実行する」ですね。last は、Thomasさんが誰だったかの翻訳に suggest してたけれども、日本語の「最後の」ではなく「最新の」の意味です。たぶんおっしゃるとおり、コンピュータのスタックです、機能的には。スタックの後入れ先出し。the last order を the order at the end in the stack と解釈するのはそのとおりですが、「(スタックに積まれている命令の)最後の操作命令」という解釈を一般に強いるのはちょっと無理があると思います。
 訳語ですが、Redo は実装されてないソフトもあり、少ないですが Undo, Redo は手元のソフトでは、
Undo                        Redo
QXエディタ   「やり直し」(tip)、「戻す」、「UNDO」(menu, button)     「やり直しのやり直し」(tip)、「REDO」(menu,button)
一太郎      「取り消し」              「取り消しを戻す」
WordPad    「元に戻す」             「やり直し」
OpenOffice   「元に戻す」             「やり直し」
PhotoShopE.  「1段階戻す」            「1段階進む」

Redo 「再実行」は、MuseScore のメニューで使われています。再実行は、実は初めて見た訳語だったのですが、これでもいいかな、と思いました。
英語のままでもいいと思うのは、>「多くのソフトウェアに備えられている」から、知っている人も多いからです。また、Un(否定)do(する)=>しない=>したことを戻す、Re(再び)do(する)=>もう1回やる=>Undoしたことをやり直す、という連想による理解は、中学卒業レベルの英語力でもたぶん自然とそう考えるだろう、と思うからです。Undo, Redo は、コンピュータにおける専門用語ですから、汎用の日本語に直すと不便な場面もあります。たとえば、人に教えるとき、「それ取り消して」といった時、Undo をしなさいと言われたのか、この文章や数字を消せと言われたのか、分からないことがあります。「Undoして」と言えば、聞く人が意味をはかりかねることはありません。
 ただ、現状の「最後の変更を元に戻す」は、「最後だけじゃない」という論理的な突っ込みはありますが、わかるのでこれでも可とは思っています。

1-3.Rewind to start position
 これは元が悪いんですね。Rewind to the beginning of the tune などにすべきですね。

2. New, Open, Save
 これらは、私が原典を確認しなかったせいです。ツールティップは直訳だったのですね。
 これは、好み(preference)の問題でもあります。私はツールチップは「必要最小限」がいいので、わかりきった新規作成などは、わざわざ「楽譜を」とか「ファイルから」とかは冗長に感じるのです。保存も「スコアを」「ファイルに」なんてPCを使っている人に言わなければならない情報でしょうか?と思ってしまいます。人間は目に入る文字は、読んでしまう、という性質があるとおもいます。無駄なことはしたくない。
 ところで、「スコア」ですが、「楽譜」の方が好ましいと思っています。これは、『楽典』はじめ音楽関係の書籍で「スコア=総譜」という誤訳がまかり通っているためでもあります。スコア=楽譜です。総譜は System です。時代年代で用語が変わることもありますから、書籍が書かれた時は Score = 総譜 だったのかもしれませんが、現在はScore=楽譜です。またスコアよりも楽譜の方が、日本語として分かりやすいとおもいます。スコアは汎用語なので、楽譜以外にも使うからです。野球、ゴルフ、ゲーム、、。固有の日本語があって定着している場合は、外来語を普及させる必要性はないと思います。日本語モードでは、楽譜だと脳のストレスがありませんが、スコアは一瞬時間がかかりストレスを私は感じるからです。英語の Score はそんなことはないのにね。
 というわけで、私は「楽譜」に1票。
 ツールチップが冗長という点に関しては、本家にも提案してみます。

 「新しい楽譜を最初から作成」の方がいいですね。from scratch はおっしゃるとおり、「最初の一筆から」>「ゼロから」という意味ですものね。

In reply to by YAMAKAWA

遅れましたが私の見解を回答いたします。

1.Undo、Redo
①再実行について
これは、音楽制作ソフトCubaseやSingerSongWriterで使用されている用語です。YAMAKAWAさんの例示されたものはすべて音楽系ソフトではありませんので初めて見た訳というのはそのためかもしれません。

②翻訳しないことについて
そのまま訳さなくてもよいという気持ちを私も少ないながら持っていますが、「多くのソフトウェアに備えられている」という理由はまだ現時点の情報社会では一般に通用しない可能性があります。そこには情報格差が少なからず存在します。
「多くのソフトウェアに備えられている」か否かは多くのソフトウェアを使ったことがある人でなければわかりません。
コンピュータの利用者の多くは、10代など会社員以外の利用状況も踏まえるとメール送受信、インターネットの閲覧などをおこなっています。必ずしもパソコンでクリエイティブな作業をする人ばかりではないということです。また、ソフトウェアによってはRedo、Undo機能がないものも存在します。
この想定すらも情報機器を扱える人に限定されたものですから、「多くのソフトウェアに備えられている」という論拠は情報格差の中に内在する情報格差に抵触しているともいえるかもしれません。(この例ではYAMAKAWAさんが情報強者となります)

確かに、多くのソフトウェアでRedoやUndoが備えられているので、YAMAKAWAさんの主張も私には納得できます。
しかし、一般に対して納得を得られるかというとそうではないと思います。また、RedoやUndoこのソフトのための専門用語ではないので一般的に訳すべきと考えます。

③最新と最後
ここで意味する最後と最新は、スタックの現在のポインタです。
どちらの用語にしても機能上ほぼ同じような解釈が行えるかと思います。
訳語を変更するならば、多くの方からのご意見をお聴きしたいところです。

また、
>「(スタックに積まれている命令の)最後の操作命令」という解釈を一般に強いるのはちょっと無理

確かにそう思います。
ちなみに私は一般にはその解釈を要求しているものではありません。
前の投稿では、あくまで私の個人見解として例を挙げたまでです。

>「最後だけじゃない」という論理的な突っ込みはありますが
可と思ってくださったことは非常にうれしく思います。
留意点として、「最後だけじゃない」という部分に関して、「最新だけではない」という論理的な追究もできないわけではないので、この理由で「最後だけじゃない」だけを棚に上げることはいささか適当ではありません。

提案としては「ひとつ前の状態に戻す」などが挙げられます。

④取り消して
ご提示いただいた例では、「それ取り消して」なので、コンピュータを使用している前提として私の中の解釈では「一連の処理を取り消す」と取れます。「文字や数字を消す」という解釈は受け取りにくいと感じます。
しかし、「それ取り消して」と言っている時点で、「それ」について指示者と実労働者に共通の解釈が存在していると判断することができると思います。
「Undo」か、「文章や数字」かは「取り消して」が示しているのではなく、「それ」が示しているということです。

普通にアナログで文などを書いていてもそうですが、「それ取り消して」という言葉はあまり耳にしません。むしろ「それ消して」と言うことのほうが多いのではないでしょうか。
コンピュータの場合も同じで指示者が「それ」を消してほしいなら「それ消して」と言い、操作者が各自で消し方を考え、実行するほうがすんなりしています。
「取り消し」という場合には、あるまとまった範囲の操作・処理の結果に対し、中断し直前の状態に戻すことを示しています。

2.New,Open,Save
ツールチップの解釈がお互いに違うようですね。
ツールチップはWindowsの初期のころにWindowsに登場した概念・機能で、該当する機能名・項目の補足情報を表示するためのものです。
ある程度の説明が必要だと考えますが、確かに必要最小限というのは重要なところです。そうかといって、項目名などが文字で書かれている場合、その項目名をそのままツールチップに書くことが補足になっているかといえばそうでもないわけです。
検討の余地はありそうです。

>PCを使っている人に
言わなければならない情報かもしれませんし、そうでない情報かもしれません。
しかし、「PCを使っている人に…」ということについては、YAMAKAWAさんというこの点に関する情報強者の立場からの意見であることを意識しておかなければならないと感じます。また、それを明確にしておく必要もあります。

YAMAKAWAさんがご指摘されているメニューなどのツールチップは普段はそれほどしつこく出現しているわけではなく、F1キーを押さなければ見ることができないはずなのですが気になってしまうのでしょうか。
現在私が使用してるバージョン1.2と、r5659ではF1キーを押すことによってチップが出現します。
通常版を使用してる場合には起こらない可能性が高いですが、開発者向けのバージョンを使用したことがある場合、もしかすると、ご使用中のバージョンによっては勝手に表示されてしまうのかもしれません。
補足ですが、もしご使用中のバージョンに起因する場合、一度その状態になってしまうと、同一コンピュータで別のバージョンをビルドしなおしても直らない場合があります。

※自己責任ですが[mscoreNightly]フォルダの中の[special]→[revertToFactorySettings]というバッチを実行することですべての設定が初期化されます。これで元に戻るという保証はありませんのでご注意ください。

3.System
Systemは総譜部分を示しているような印象を受けます。
私のSystem部の解釈は前回(Systemに対する)の投稿に引き継ぎます。

4.from scratch
近々「新しい楽譜を最初から作成」に変更しようと思います。
皆様、表現上のご提案がありましたらよろしくお願いいたします。

Software のページの見方、使い方がやっとわかりました。
変な書き方して申し訳ありません。m(_ _)m

以下、英語 / 現行訳 / 訳語案 #コメント

Barline / 縦線 (じゅうせんと読ませる) / 小節線 #同じ意味ですが、こちらが分かりやすい。
End / Start repeat / 反復終了/ 反復開始 / 反復終了線 / 反復開始線  #記号の名前としては、線がある方がしっくりくる。
End-Start Repeat / 反復(終了-開始) / 反復終了開始線 #同上
Volta / 反復記号 / 反復順序記号 or ヴォルタ括弧 #訳語は見当たらないので、前者は意訳、後者は固有名詞 Volta bracket の訳
 以下は、ワープロやエディタでお馴染みの用語です。
Line Break / 折り返し / 改行  #(機能: 任意の小節で五線譜を改行する)
Page break / ページの最終小節 / 改ページ #(機能: これを任意の小節につけるとそこで改ページする)
Spacer / 間隔 / 行間スペース #(機能: 五線譜と五線譜の行間を任意に設定する)
 パレット名も「改行と行間スペース」が分かりやすいと思います。

In reply to by YAMAKAWA

こんにちは、Necoです。

1.Barlineについて
確かに、一般的に「小節線」のほうが適合していると思う箇所もあります。
もし、「小節線」に統一したほうがよさそうなら変更してもよいと思います。
私の所見としては、楽譜の中には小節線が存在せず存在しないものがあることが引っかかっています。
例:グノシェンヌ(サティ)
最後の終止線はあるのでこれは縦線の仲間です。縦線はあっても小節線が存在しない場合もありえます。
この解釈をどのようにするかが問題です。

2.反復線について
そのとおりかもしれません。
もしこれがポップアップの場合は多少考える余地があります。
その線を指してその意味を述べていると考えることもできます。
読み込みが足りないかもしれませんので、ほかの要素と比較しながら私なりに考えてみたいと思います。

3.順序記号
順序記号の訳案はとてもよいと思います。ほかの方の書き込みも参考にし異論がなければ近々変更したほうがよいと思います。

4.改行
楽譜の場合「改行」でよいのでしょうか?
SingerSongWriterというソフトから発想を得て「折り返し」という訳をつけておきました。
皆さんの意見を求めます。

5.改ページ
改ページのほうがよいかもしれません。変更を検討したほうがよいと思うので意見を求めます。

6.行間スペース
なるほど。いいかもしれません!
もともと譜表間のスペースのことを表しています。
引っかかるのは楽譜の「段」のことを「行」という表現にすることです。あまりよろしくないような気がします。
皆さんの意見を求めます。

In reply to by Neco

議論参加ありがとうございます。超happyです。
ここ数日、議論のやり方を考えていました。1両日中に新しいスレッド(もしくはトピック)をたてようと思います。というのは、まず第一に日本語MuseScoreの位置づけ、考え方、目的といったところの合意が必要だと思うからです。kikiさんの「ユーザーフレンドリーを突き詰めます」は、私の考えるところと共通するものがあります。私の考えは、一言で言うと「パブリック・ウェア」たらんというところです。詳しくは後で書きます。

1.Barline
 実は、複縦線(ふくじゅうせん)を複小節線とするべきかで悩みました。複小節線を使っているウェブページもあります。『楽典』に複縦線は「通常、小節線を兼ねて用いられるが、反復記号の場合には小節線と別に用いられることがある」とあります。私は知らないのですが、小節の途中でコーダに飛ばすとか、ありえますね。というわけで、複縦線はこのまま維持、ただしよみがなはふるべきかな? と考えています。終止線は、小節線でもあると思います。
 その複縦線が「小節線パレット」(改名するとして)に入っていることが、矛盾にはなります。ですが、分かりやすさと厳密な論理性のトレードオフではないでしょうか。複縦線は「通常、小節線を兼ねて用いられる」のですから、小節線グループとしても不具合はないのではないか、とおもいます。

4-6.Line Break,,,
 たしかに、楽譜の場合、口語では行より段と言うことが多い気がします。
 この問題は、日本語と英語の単語の違いが根底にあって、Lineと行は1体1で付合しません。日本語の行は通常1本で、縦でも横でも1本の線なら行と言えます。線が複数なら、段という方がなじみます。だから、譜表が1つでも5線譜だと複数がイメージされるので、段を使うことが多いのでしょう。
 しかし、現在の日本語では、段は同種の要素が複数並んでいる場合です。たとえば、新聞などは1ページを何段にも段組みされています。改段という用語もあって、これは改ページのように、ある段の最後の列を次の段に送ることです。総譜(system)の場合は、ドラム譜だけを次の段に送るなんてことはできません。総譜は、縦に並んだ小節はひとまとまりとしてしか動かせない。縦1列が1要素です。だから、口語では段を使いがちだけれど、正しくは(総譜の)「行」ではないでしょうか。
 また、そもそも改行という概念は、物理的に限りがある紙や画面に記すために、連続しているものを分割する必要に基づいています。つまり、MuseScoreを使っている時点は、演奏ではなく、楽譜の筆記作業です。印刷物製造、デザイン編集作業では、エディタとして、テキストエディタやワープロとの共通性から、改行なら意味がすぐ取れるとおもいます。
 これは分かりやすさと口語での現状に沿うかどうかのトレードオフという気がしますが、私は分かりやすさで「行」で行きたいなと思います。

In reply to by YAMAKAWA

YAMAKAWA さんありがとうございます。

どうしても気になる部分があるので、書き込んでおきます。
1.「行」について
楽譜の「段」は口語だけでなく文面でも「段」としか呼ばないと思います。
横方向に並んで、端まできたら折り返すからといってそれが「行」とは言い切れないと思います。
また、義務教育の音楽の授業でも決して「行」とは言わなかったと思います。
間違った日本音楽用語になってしまうのは教育上においても非常に怖いと感じます。
たとえば中央Cの音とDの音は通常それぞれ下第1線、下第1間にかかれます。それは別の音だからです。
Cの行にはCを鳴らすタイミングが書かれ、Dの行も同様にDを鳴らすタイミングが書かれています。CもDも同時に鳴ることもあるわけです。これはそれぞれが独立した行であるからできることだと思います。普通、1行ではこの例に倣うような同時に2つ以上の状態を表すことを日常的に行わないと思います。
楽譜の段は行の集合体です。「段」であることで「行」をいちいち言わなくても良いというわけです。
この件に詳しい方がいらっしゃいましたらご意見いただきたいところです。

2.「フレンドリー」
この言葉は実は、初めて日本語翻訳について私が発言したときに聞いたもので若干驚いたのを覚えています。
私も利用者の皆さんに受け入れてもらいやすいように、主要音楽系ソフトウェア(Finale,Sibelius,SingerSongWriter,Cubase,SONARなど)や一般的なソフトウェア(MS Offise,Adobeシリーズなど)を参考にソフトウェアの視点から比較的無理なく解釈できる表現を選んできました。
ほかにも、
・専攻分野の音響の視点
・同じくソフトウェア開発の視点
・同じく教育系の視点
・MIDI,DAW,サンプラーなどDTMの視点
・自分自身も作曲を行うのでその視点
を考慮しながら翻訳を行いました。使ってもらってこそのソフトウェアなので意味を取り違えなければ「フレンドリー」はとても良いことだと思います。

驚いた理由は私の中でも考えていたことが、同じく翻訳者から聞くことができたからでした。
翻訳のはじめころ、kimikazuさんによって一番表面の翻訳が行われました。およそ2000項目中約400項目をお一人で翻訳なさっていました。
私も翻訳できることを知り合流したときにはkimikazuさんはサイトの翻訳に移行し尽力なさっていました。その後、kojikojiさんが合流し、互いに検討しながら翻訳をしていました。この時点でおよそ1300語前後の翻訳が終わり単純にMuseScoreを使うことができるレベルに達しました。その後kikiさんが合流して未翻訳部分を完了していきました。

kikiさんの作業は早くとても助かりましたが、いくつかの翻訳で今までの翻訳と整合性が取れていないものがあることがわかりました。そのため速度と正確性について確認しておかなければならないと思い日本語版ハンドブック で発言しました。
そこで改めて、フレンドリーだからといってもやはり自分や仲間内でしかわからない翻訳になってはいけないと考えることになったのです。
kikiさんもMuseScore日本語版に大きく尽力してくださっている方です。このとき発言しソフトウェア翻訳担当者の考えを共有することができ、よかったと今また感じています。

現在ソフトウェアの日本語翻訳は、原本が時々更新・追加・削除されているのでその都度修正と加筆を行っています。
私の訳は現状の全翻訳中半分近くです。その中ではほぼ整合性が保たれています。
また、kimikazuさんの翻訳をベースとしているのでkimikazuさんの訳とも整合性がとれているはずです。
kojikojiさんの翻訳もほとんど検証が終わっているので整合性は大きな問題ないと思われます。
kikiさんの翻訳の検証はすべてではありません。kikiさんは画面に現れない文字列も一部翻訳していらっしゃるので検証困難です。

今後のMuseScoreの翻訳についてぜひたくさんの方の考え方をお聞かせください。

Neco

In reply to by Neco

 書かれていることは、私が説明した内容と矛盾するところはないと思います。

 段は、同種要素が平行に「複数」あるとき、それを日本語では段と言います。むしろ段(だん)は台(だい)と同じ概念(発想抽象が同種という意味)でしょう。ですから、5線譜の場合、視覚的には横線が目に飛び込んできますし、音符を載せる器(うつわ)という抽象からも、5線婦の譜表は段と呼んでいるのが現状です。
 ところが、5線譜でない譜表の場合、行ということがあります。日本の和楽器の楽譜(文字と記号だけで線はありません)などは、5線譜でいう段のことを行といいます。たぶん、これも感覚的に文字が1列にならんでいるから、行と言っているのだと思います。ただ、本質的には、時間要素が1列に並んでいる、だから複数列ではないから、行と言うのが、正解だと思います。
 さらに言い換えると、5線婦の段という時、意識されている(無意識で)のは、横に引かれた5線です。つまり、上から下、縦の配置を意識して、段と言っています。ところが、改行の場合は、並んでいる方向、時間の流れ、左から右へ、時間要素の流れを意味しています。
 (ABCD)
 (あいうえ)
 (アイウエ)
と ↑↓ に見ているか、 
 A | B  | C | D |
 あ | い | う  | え |
 ア | イ  | ウ | エ |
(総譜)(総譜)(総譜))(総譜) と → の流れで見ているか、で段と行の使い分けが「無意識下で」起こります。(合奏練習で部分練習のとき「◯段目」と言うときは、縦の配置が意識されていますので、段を使うことは間違いではありません。念のため)。
 LineBreak については、後者の文脈です。だから、行が適していると思います。前稿で()書きで「(総譜の)改行」と書いたのは、そういう意味です。
 ちなみに、ハンドブック(kimikazuさん?)では、「改行」と訳されています。
 私は、パレットの「折り返し」では数日間何のことか分かりませんでした。私がとりわけバカというわけではないことを祈っています。(^^;

誤字訂正

In reply to by YAMAKAWA

YAMAKAWAさんこんにちは。

通常、総譜の場合にも段を改めることがありますので、これも「行」とするのは違和感を覚えます。
もちろん私の解釈と翻訳が必ず正確なものであるとはいきませんが、汎用性から考えても「段」が有効だと考えます。
私が「段」と判断している根拠は前回の投稿の理由も含め「行」にすることはメリットや確実性に乏しいと感じるからです。
少なくとも、私が以前使用したことのあるスコアリングソフトでは、「行」という表現が使われていませんでした。
MusicScoreというソフトのようにワープロ感覚をを謳っているソフトでさえ「段」という言葉を使っています。
そうだとしたら、やはりMuseScoreだけがむやみに「行」という言葉を使うのは、ほかのスコアリングソフトとの汎用性から考えて「ユーザーフレンドリー」ではないだろうと考えます。
MuseScoreは初心者から中上級者まで幅広い支持をいただいているソフトウェアなので、初心者が親しみやすいことももちろん重要ですが、中堅層の方々が違和感なく使用していただけることも考えなければならないと考えています。

「段」または「行」に関して現状私には上記のように判断をせざるを得ません。
つきましては、「段」または「行」に関してはっきりと音楽的に証明できる資料を募集いたします。
よろしくお願いいたします。

In reply to by Neco

Necoさん、こんばんわ。

「段」だとご自身の中で決めつけてからでは、議論になりません。
(総譜)(総譜)(総譜)と、総譜が一列に並んでいることを私は示しました。「1列じゃない」という反論なら、成り立ちますが、理由なく「段」と言われても議論になりません。
 「段」の定義についても私は精一杯説明しました。複数の列が乗る入れ物です。5線婦を要素としてみれば複数入っている段と「見えます」。しかし、総譜としてみると一列なのです。
 「総譜」について、Necoさんは、「段」とか「段落」とか訳されていますね。(違っていたらごめんなさい)。
 原典では、System です。glossary にも Tutorial Video にもありますが、System は「総譜」のことです。
 さらに、「総譜=System」とは、複数パートを重ねたもの、単位で言うと、小節番号が同じ縦に平行に重ねられたひとまとまりの小説群です。これが総譜の1要素。それらは時間的に「同時に」進行する。つまりセットなのです。ここらへんに、Necoさんの誤解があるんじゃないかと推測しています。総譜のことを、「段」とか「段落」とか書いているものがありますか? 既存の慣習にこだわるのなら、総譜=段、段落の例を教えて下さい。
 Necoさんが、(総譜)列も、レイアウトを考えている文脈でも、「段」と呼ぶべきだ、という個人的感覚はわかりました。
 しかし、私はNecoさんと同じく、私の日本語感覚から、(総譜)列、(大譜表)列、(単譜表)列、(文字記号譜表)列を考える場面では、論理的には「行」であると思うわけです。1列だから。また、これはレイアウトを考える場面だから、「改行」が適していると思うのです。
 Finale に慣れた人にMuseScore を使いやすくすべき、理由はない、と思います。(ここが重要なのでMuseScore の目的や対象を議論して合意する必要があると思うわけです)。

In reply to by YAMAKAWA

YAMAKAWAさんへ

こんにちは。返信ありがとうございます。
区切りながら回答させていただきます。

1.「段」の決め付け
決してそのようなことはありません。私が「段」を強く主張しているからといって決め付けているからではありません。

総譜についても理解の上で「段」と書いています。
「列」があるなら「行」があるじゃないかという主張も良くわかります。しかし、楽譜に列はあるのでしょうか。
楽譜は本来横(時間)方向にひとつながりであるはずです。(エスニックなものは除く)
つまり時間軸の進行は1次元的なものであり、列になり得ない特性を持っていると言うことができるのではないでしょうか。

総譜のような段の集合体は組段ですから段の仲間です。
また、組段を1ページに2段以上にすることを段組ということができます。
見た目は列として捉えられるかもしれませんが、意味合いは列ではないと思われます。
私が「段」という用語を用いた理由については上記の見解が強いです。

また、ほかにも前回の投稿でも示していますが、多くのスコアリングソフトウェアで採用されている表現だからです。
無論ほかの多くのソフトで「行」と表現しているのならその表現にしたがっていたと思います。
しかし先に挙げたMusicScoreやSingerSongWriter、また、Finaleなどでも「段」が使われています。

説明不足でご気分を害されてしまったとしたら本当に申し訳ありません。

2.Finaleを使い慣れた人
これについては見解の一致は十人十色になってしまうと思います。
私が特別にFinaleユーザーを応援しているわけではありません。
では、Finaleなどを使い慣れた人にとってMuseScoreが使いやすくなったらいけないのかというとそれも違うと思います。
その人たちに対して使いやすくすべきかといったらそれも違うと思います。そういった義務はないものと考えます。
MuseScoreはMuseScoreのユーザーのために方針を考えるべきだと思います。
中堅層という言葉が誤解を与えていたら申し訳ありません。
私はMuseScoreを使う人がさらに音楽を好きになってくれることを願っています。

Neco

In reply to by YAMAKAWA

こんにちは。

今回「段」について考えることができとてもためになりました。
ありがとうございました。
私の見解ですが、YMAKAWAさんのご指摘を検討すればするほど「段」であるという考えが濃厚になってきてしまいました。
YAMAKAWAさんには私が頑固者であるように捉えられているかもしれませんね。申し訳ありません。

ここで、一度現在の私の見解をまとめてみようと思います。
1.譜表が「段」である理由
・五線譜は特定の音高を特定の位置に音符おいて表す。その線や間それぞれを単体としてみたとき「行」のようにも取れるかもしれないが、それが組み合わさったもの=まとまりは「段」である。

2.総譜が「段」である理由
・パート譜表それぞれが「段」であるがその「段」が組み合わさったものを「組段」ということができる。
・組段は段の仲間である。

3.「行」ではない理由
・音楽は時間変化を伴って時間軸上に1次元的であるため、時系列ということはできる。しかし、時系行という言葉はない。
つまり、音に行の概念がないといえるのではないか。

4・「改行」ではない理由
・文章を書くとき改行をするのは、基本的には「段落」の終端に来たときであると考えられる。
・例えば左から右に向かって文章を書くとき、右の終端にきて文が続く場合「折り返して」次の段の左端から続けて書く。通常この折り返しを「改行」とは言わないと考えられる。
・楽譜は音楽を書き表しているものなので基本的に時間軸上で途切れることがない。つまり、総譜が折り返しても「段落」が変わったわけではなく「段」が変わったものといえる。
・三省堂 大辞林では 「文章などの区切りで、行を改めること。」と書かれている。このことからも、音楽的に区切れていない楽譜の折り返しを「改行」とはいえないのではないか。
・3の行ではない理由を伴えば、「行」自体の存在が不明確である。

>翻訳における意味※追記
・英語の「改行」は「line feed」である。
・「line break」は「ラインの裁断」と訳せるのではないか。
・このラインは「線」や「行」ではなく「Time line」を示しているのではないか。

以上の理由から、「段」のほうが有力であると考えます。

kimikazuさんの翻訳された部分に関しては確認不足でした。
可能ならkimikazuさんにも「改行」であると考えた理由をお示しいただけると幸いです。
Neco

※表現の修正

In reply to by Neco

自説を追求することは、大事なことです。ただし、論理的でないと、議論が進みません。

あなたが言っているのは、例えばこういうことです。

 本棚には段があります。家具屋に本棚が1列に並んでいます。本棚は段なので、この本の列も段です。

 新聞は段組されていて、段がいっぱいです。だから新聞は段です。

この論理おかしいと思いませんか?

行にしろ列にしろ、単位を何と捉えるかが、問題なのです。本棚は、本棚が単位、新聞は新聞が単位です。個々の本棚や新聞の中にある段が単位ではありません。

a1,a2,a3, , , , ,と数値の列があるとします。これは1行と呼んで差し支えない。
3行1列のベクトルを考えましょう。
「a1 | 「b1 | 「c1 |
| a2 | b2 | c2 |
| a3 」, b3」, c3 」, , ,
これらの3次元ベクトルを、A,B,C,, , , と名づけます。A, B, C, , , ,は、3次元ベクトルの1列です。段とは言いません。
さらに、3次元ベクトルが3つ組み合わさった行列を考えます。
a11 a12 a13  b11 b121 b13   c11 c12 c13
a21 a22 a23  b21 b22 b23   c21 c22 c23
a31 a32 a33 b31 b32 b33 c31 c32 c33
これをMa, Mb、 Mc、、、と名づけます。 Ma, Mb、 Mc、は、行列の列です。段とは言いません。

行や列にかぎらず、物事を抽象する時は、”「単位」を何にするか” を決める必要があります。

5線譜は音符を載せる段と言う事もできます。これについては私は最初から否定してません。
しかし、譜表の集合体である総譜は、本棚の例と同じく、段ではありません。それは、「総譜」|という次元が違うものなのです。
総譜は、一列です。文字列と同じです。文字列も段と言いますか? 文字は、たとえば32☓32ドットの集合と見ることもできます。(ピクセルとかベクトルフォントとかいう突っ込みはなしね。)よこの32ドットが32重なっているから、文字は段だ! と主張しますか?

Necoさんの論理破綻は置いといて、感覚的に「段と呼びたいんだ」というのが、あなたの主張なのです。

なお、LineBreak も改行ですよ。new line も。carriage return もね。EOL (end of line) もでしょう。line feed だけじゃない。
こういう主張をする時は、辞書を引いてください。たくさんね。でないと、議論している相手に無駄な労力、時間を取らせることになります。

In reply to by YAMAKAWA

YMAKAWAさん。こんにちは。

私に論理的破綻があるのかも知れないことはお詫びいたします。
辞書での検証について労力を取らせてしまったこと本当に申し訳ありません。
○この投稿をご覧の各位 今回の投稿は主にYAMAKAWAさんの投稿に回答するものです。経緯などは過去の投稿をご覧ください。MuseScoreの日本語訳改善のためぜひ皆様のご意見も投稿してください。

1.LineBreakの意味について
改行という意味に取れるフレーズについて、「line feed」であるとした前回の私の主張は検証不足でした。本当に申し訳ありません。
ご指摘とご忠告を真摯に受け止めてまいりたい所存です。ここで主張したかったのは「line break」の意味の捉え方に関する新たな視点を提示することでした。
「line break」が改行ではないとする意図は間違いでしたが、「line break」の新たな意味のとらえ方については多くの方の意見を求めています。

2.段組と組段について
>”あなた”が言っているのは、例えばこういうことです
こういうことではありません。お手数おかけしますが、前の投稿を確認してみてください。以下にも書きます。

>新聞は段組されていて、段がいっぱいです。だから新聞は段です
この様な主張は一切していません。
私は「組段」が段の仲間であるといいました。
組段はFinaleなどで使用されている言葉です。段を組み合わせた段を示しています。
「段組」をするとき「総譜」は段組の「段」に相当するものです。
注:組段段組は別物です
新聞の例なら、「段組されたものが新聞になる」ということはできますが、新聞は段であるとはいえません。

>おかしいと思いませんか?
この論理ならおかしいとお思います。

3.論理的でないと議論が進まないことについて
私の頭ではYAMAKAWAさんが求める数学的証明を伴うような論理展開は難しく、ご気分を害されるかもしれませんがYAMAKAWAさんの理論が明確に伝わらない状況です。

疑問を感じた点としては、行列と楽譜の関係性がいまいち理解できません。楽譜を行列でたとえるというのはどのような必然性があるのでしょうか。
行列を考えるときに「段」が出てこないのは当前ではないでしょうか。「段」が出てこないもので「段」がないという証明が可能なのでしょうか。
よろしければ文系の私にもわかりやすくご説明をお願いいたします。

4.感覚的
論理破綻についてですが、文学的な理論については一応書いたつもりです。
>右の終端にきて文が続く場合「折り返して」次の段の左端から続けて書く。通常この折り返しを「改行」とは言わないと考えられる。
※ただし「段」は「段落」ではありません。

5.総譜と段
「段組」は文章であれば、段落を含んだすべてが複数列または複数行になったような状態になります。
そのためこの状態をさして「改行」「改列」のように表現することは可能かもしれません。
しかし、今示した複数列または複数行に見えるものは、それぞれに行や列を持っているのでこれと区別するために「段」使うことも考えられるのではないでしょうか。
※楽譜の場合は、「組段」(段組ではない)を組み合わせることが「段組」と考えられます。

6.譜表の集合体である総譜は、本棚の例と同じく、段ではありません
そのとおりです。「段」ではなく「組段」という見方をしています。

7.Necoさんの論理破綻は置いといて、感覚的に「段と呼びたいんだ」というのが、あなたの主張なのです。
まとめていただいたことはうれしく思います。しかし、大変申し訳ないのですが、勝手に私の主張を作らないでいただけたら幸いです。

>感覚的に「段と呼びたいんだ」
という文章は私は一切発言していません。

8.物証
私の主張は論理的ではないのかもしれません。すくなくとも、YAMAKAWAさんには私が示した根拠は取るに足らないものであり、結論として私が発言したことのない「感覚的に「段と呼びたいんだ」」という受け取られれ方となってしまいました。これは不本意です。
私がかたくなに「段」を主張する理由がここまでの発言から論理的に伝わらないのだとすると、私の音楽経験や知識や副専攻の出版・編集関係の知識が不十分であることもさることながら、「段」という言葉を使うようになった理由に原因を考える必要があると思いました。
「段」はおそらく過去の経験上で習得した言葉です。
①多くのスコアリングソフトウェアで同部分を「段」と表現
②学校の授業や音楽レッスンなど
③市販の五線ノート(全音/五線ノート 8段 など様々な五線ノート)
④音楽の理論書(自由現代社/やさしい楽典 など様々な本)

これらのように多く一般に対して販売される商品や先生の発言などで「段」という言葉が使われています。
私が「段」について主張している根拠は今まで述べたものと物証によるところです。

物証については論理的かと訊かれればそうではないかもしれません。そのため、これが論理的でないという理由で棄却されるなら私の論は現在のところまでの投稿に拠ります。
物証については私の論じる範疇を超えています。
一般の物証が論理的でないならば、YAMAKAWAさんの言う「議論」も進まないということになると思います。
議論を放棄するつもりはありませんが、物証まで含めるとMuseScoreのソフト翻訳において現在私一人が「段」を主張するのは力不足だと思います。
一般の物証を無視すれば、それらのユーザがMuseScoreを使うとき「ユーザビリティ」の妨げになると考えられます。

Neco

05052012 0:02追記

In reply to by YAMAKAWA

書き忘れなどがあったため補足します。

1.物証④音楽の理論書(自由現代社/やさしい楽典 など様々な本)
→「やさしい楽典」では内容の指示のために「段」を使用(※定義しているわけではない)

2.論点
①1つの五線譜→段と呼べる(YAMAKAWAさん、Neco見解一致)
②2つ以上の五線譜の組み合わせ。いわゆる総譜。→段の組み合わせ「組段」により段と呼べる(Neco)、「総譜」|という次元が違うもの(YAMAKAWAさん)
③五線の変わり目(参考:音楽之友社 新装版 楽典 理論と実習)→折り返し、改行
※総譜の変わり目(参考なし。五線の変わり目に準拠。)→折り返し、(総譜の)改行

3.根本的な考え方
・MuseScoreの立ち位置
→MuseScoreは「作曲」・「楽譜作成」ソフトウェアで、作曲と楽譜作成を行うことができるソフトウェアです。
Necoの見解:作曲と楽譜作成を行うソフトウェア。楽譜作成を目的として使うユーザはもちろんですが、作曲を行うユーザのことも考えます。作曲も楽譜作成も同レベルに並列して表記されているのでどちらも優劣化しないことを考慮した翻訳を目指します。

3.「音楽之友社 新装版 楽典 理論と実習」による「行」または「段」の呼称
・<拍子の変化 p.61>の説明文によると、私が「譜表の折り返し」とした部分が「五線の変わり目」とされています。
・五線が上下に2つ組み合わさった譜表は、問題集-6より上を「上段」、問題集-7より下を「下段」としています。

4.その他参考
・「標準 ポピュラー音楽理論 改定新版」
→<5章スコアリング ポピュラー音楽製作現場の楽譜 ●スコアとパート譜>によると、スコアは各段に1パートずつ書きます...,~五線の各段(1段)をスタッフ(staff)あるいはステイブ(stave)といいます と書かれています。
また、スコアの左端の線、スタッフ・ライン(staff line)は同時に進行するブロックを示す...,~下のブロックは曲の進行上後の(次の)部分と書かれています。

○「標準 ポピュラー音楽理論 改定新版」の記述を支持するなら、私が総譜を「段」であるとしてきた部分について、前者では各パート=段としているため全パート=全段とも取れます。また後者なら全パート=ブロックとすることができます。総譜は基本的には全パートですから、この二つのいずれかの表現を用いることが可能だと思われます。

皆様のご意見等お待ちしております。

Neco

※編集:結びの追加
※編集2:レイアウト上の修正

In reply to by Neco

今は、改行の話をしています。(改行が正しいという確信を持ちましたので使います)。

国語辞典、漢和辞典、Wikitionary, , , , 翻訳作業には、たくさんの辞書をひくことが必要になることがありますね。

ぜひ、Necoさんには、追体験をしてほしいのですが、これを読んでいる(これから読む人の便宜のために、結果を書いておきます。

総譜(system; あとで別にトピックを立てます)は、垂直軸で見ると、パート譜が上下に重ねてあります。上下に水平な、モノ(抽象化してコトも)を載せることができる器(うつわ)を日本語ではと呼びます。ただし、ここで段と読んでいるのは、パート譜のことで、総譜自体のことではありません。言い換えると、総譜は内部構造として段をもつ。
 一方、総譜は、水平軸で見ると、総譜の小節の連続です。縦に並んだ小節番号が同じパート譜小節群が、一体となったのが「総譜の小節」です。つまり、(総譜の第1小節)(総譜の第2小節)(総譜の第3小節)、、、、
 つまり、総譜は、縦に見れば、パート譜(段)を上下に入れる器、横に見れば、小節が右方向に向かう動きを内包しつつ並んでいるです。
 動きを内包する「列」のことを、日本語では、「行」と呼びます。だから、総譜の第x小節で行を変えることは、「改行」と呼ぶのがふさわしい。なぜなら、今考えているのは、横の流れだからです。総譜内部の縦の配置ではありません。

 ちなみに、楽器が少ない総譜、例えば、ヴォーカルとピアノとすると、1ページに総譜が、2, 3段になることもあります。おや、「段」を使いましたね。なぜでしょう? 「1ページに」に注意を向けてください。無意識下ですが、こう言っている時、「器」はページなのです。ページの中での「上下の配置」。「器」自体は、段ではありません。「ページの内部構造」として、「水平なモノ」が上下に重ねる、段状に配置されている、と日本語脳は解釈しています。横の流れは捨象して、図形的な捉え方で、「段」を使っているのです。

 「行」とは何でしょう? 並んでいるのは「列」ともいいます。というか、ただ並んでいるだけなら、列としか言えないのです。行は、元の意味は「動き」です。動きが内包されてないと、「行(ぎょう)」と呼べないし、私たちは呼ばない。たとえば、文字列。意味のない文字の羅列を私たちは「行(ぎょう)」とは言わない。文字列といいます。文なら「行」です。プログラムも「行」です。つまり、「行」とは、順序があって、動く(時間に従って読んだり、流れる)もの。譜表と文章はその点同じです。

 以上、譜表、総譜は縦に見る時は内部は「段」、横に見る時は「行」です。ですから、行を改める時は、改行マークを行の構成要素である小節につけてで改行する、と書くべきです。

以下、付録です。

段(だん)

1 高低の差があるところ。階段など。
2 区切り、段落。
3 時や、場合。
4 武術などで、技量によって決められる等級。段級位制を参照。
5 近世邦楽、特に三曲の音楽である地歌、箏曲、胡弓楽において(特に段物や手事物)、器楽部分の楽章的区切りをいう。
6 文楽、歌舞伎、及びその伴奏音楽である義太夫節などの浄瑠璃において、一幕を指す。
7 尺貫法における面積の単位。反とも表記する。1段・反 - 10 畝 - 991.7355 m2
8 将棋盤の横の列のこと。上から1段(目)、2段(目)…と数える。縦の列は筋と呼ぶ。
9 カメラにおいて変化させる露出の量。露出 (写真)を参照せよ。
                        (Wikipedia)

1 上方へ高くのぼるように重なっている台状のもの。また、その一つ一つ。段々。「石の―を上る」「―を踏み外す」
2 上下に区切ったものや順に重なったものの一つ一つ。「寝台車の上の―」
3 段組みで分けられた、文字をレイアウトする列の一つ一つ。日本の多くの新聞では、上下15段で1面が構成される。

長く続く文章のひとくぎり。段落。「文を三つの―に分ける」
浄瑠璃など、語り物のひとくぎり。「『義経千本桜』の鮨屋の―」
掛け算の九九(くく)で被乗数を同じくするもの。「二の―を唱える」
五十音図で、行(ぎょう)に対し、「あ」「い」「う」などの列。「た行う―」
5 武道や囲碁・将棋などで、技量によって与えられる等級。ふつう、初段から10段まである。「―を取る」
6 ある事柄をそれとさす語。「無礼の―お許しください」
7 物事の一局面。そういう場合。「いよいよという―になって逃げだす」
8 否定や疑問の語を伴って、それどころではないという気持ちを表す語。そういう程度。それほどの程度。「痛かったのなんのという―じゃない」
     (デジタル大辞泉)

[音]ダン(呉) タン(漢) [訓]きだ [学習漢字]6年〈ダン〉
1 登降できるようにした台状のもののつながり。台状のもの。「段丘・段段/石段(いしだん)・階段・上段・雛段(ひなだん)」
2 物事の区切り。「段階・段落/章段・前段・特段・分段・別段」
3 区切られた等級。「段位/高段・初段・昇段・値段・有段」
4 手だて。やりかた。「算段・手段」
(デジタル大辞泉 漢字)

(世界大百科事典 第2版)
 日本の芸能の用語。区切りを表す一般語彙(ごい)を応用したものであるが,種目によって厳密にはその規定する内容が異なる。(1)雅楽では,近代では,1曲を章・節・段と細分したときの最小単位に用いる。これは文章の細目用語の応用で,楽章・楽節・楽段とも用い,そのまま洋楽のmovement,phrase,periodの訳語にも用いる。ただし楽段という訳語の用い方は場合によって一定していない。【平野 健次】(2)能でも,脚本構成の単位として,〈シテ登場ノ段〉などと,区切られた部分の呼称として用いられることもあるが,古くは,《海人(あま)》の〈玉ノ段〉のように,クセやキリなどの類型に入らない特殊な構造と性格をもつ部分を,とくに取り出していう場合に用いた。

(英辞郎 和英)
●column [【名-1】柱、支柱、支え
【名-2】列、段
【名-3】欄、コラム記事、囲み記事、特別記事
【名-4】《columns》《印刷》段組み
【名-5】縦列] ●mine bench ●rung [(はしごなどの)横さん、横木、段【名-2】段階、レベル] ●tier [【名】段階、列、段、階段、階段状の座席、層 ]

行(ぎょう)
Wikitionary
http://en.wiktionary.org/wiki/%E8%A1%8C

(ASCII.jpデジタル用語辞典)
ワープロソフトや表計算ソフトにおける、ページ上の横方向の並び。

(デジタル大辞泉)
[名]
1 文字などの、縦または横の並び。くだり。「―を改める」「か―う段」
2 仏語。《(梵)saskraの訳》 <引用略>
3 哲学で、行為。実践。
4 数学で、行列または行列式で横の並び。
5 「行書」の略。「楷(かい)、―、草(そう)」
6 律令制で、位官を連ねて書く際、位階が高く官職が低いときに位官の間に置いた語。⇔守。「正三位兼―左近衛大将」〈宇津保・内侍督〉
7 《 row 》表計算ソフトなどのリレーショナルデータベースにおける、横一列のデータの単位。複数のデータの組み合わせを、ひとまとめにしたもの。⇔列。
[接尾]助数詞。文字などの縦または横の並びの数をかぞえるのに用いる。「一六―目」

Necoさんへ
 「段」「行」は、専門用語ではありません。あなたが出した「物証」(?)はすべて私の上記の説明と矛盾しません。日本語として正しい。
 「改行」を考えるとき、「段」を使うのがマズイ点もあります。たとえば、「(総譜の)3段目ちょっとやってみて」と言った時、「3段目に書かれているクラリネット譜」のことなのか、ページにある総譜の3段目(3行目)なのか、文言上からは判別できない。その場の文脈を読まないと、総譜の内部の段つまり特定のパート譜を指しているのか、ページの配置としての段つまり総譜の特定の行を指しているのかわからない。あなたの引用の4.はまさにその例ですね。総譜の段は、総譜のの何段目を指すとき使います。王府自体じゃない。(だから抽象が何たるかなんですよ。人は細胞でできているから、人は細胞と呼ぶべきだ、なんてナンセンスでしょう?)

 数学の行列を出したのは、Necoさんがプログラムをやるといって「配列」を出したからです。あなたが分かりやすい土俵だと思ったから、使ったまでですが、調べると、数学における「行」は新たな使い方で、本来の日本語(また中国語)の「行(こう>ぎょう)」ではありませんでした。不適切な例でした。普通は、数であって、特殊な順序列でないと、日本語の「行(ぎょう)」と呼べません。数学や表計算で使うのは、最近の話でこの件には不適切。ただ、あれは「抽象」ということ、次元の話だったので、間違いではありません。

 Finale の「組段」は、辞書にも載ってない Finale の造語です。「総譜の段のレイアウト」というのが、長くてめんどくさいから、新語を作ったのでしょう。新語の必要性に欠けると思います。この件で、Finale が大嫌いになりました。ありがとう。
 
 「折り返し」はマズイです。リピートのことを折り返しとも言います。辞書にも書籍にも書いてありますよ。同じ言葉を、用語として新しい使い方で使うのはマズイです。

<表現推敲手直し>

まとめちゃいました。
賛意賛同、異論反論、別案、ある方は、このスレッドに Reply をお願いします。

1. Software では、「段」または「段落」、ハンドブックでは「譜表」「譜表全体」と翻訳されていますが、これは「総譜」(パート譜ではなく、すべての譜表を書いてあるもの)だと思います。
 理由は、(英語での)説明、英英辞書の説明、文章中での使われている意味から、「パート譜すべてを縦に小節番号が同じになるように配置したもの」だからです。垂直に重ねるのは、拍子(リズム)がひと目でわかる

 System はこう説明されています。
(glossary: MuseScore の用語集)
System: Set of staves to be read simultaneously in a score.

(tutorial video Part10-A Layout and Formatting)
I can adjust the distance between staves
that is, between individual instruments
I can adjust the distance between systems
that is, groups of instruments in my score

(tutorial caption 対訳)   注>system=総譜で訳してあります。
I can adjust the distance between staves
譜表間(行間)スペースの調節、
that is, between individual instruments
つまり、楽器の間の調節ができます。
I can adjust the distance between systems
または、総譜間の調節、
that is, groups of instruments in my score
つまり、楽器のグループ間の調節ができます。

 また、辞書では、
(Wikitionary)
4.(music) A set of staffs that indicate instruments or sounds that are to be played simultaneously.
(MerriamWebster 11th collagiate)
4: harmonious arrangement or pattern

 使われかたは、たとえば、
(Handbook P49) 
Text types:
(中略)
• System: Applies to all staves in a system.* Anchored to a time position.
• Staff: Applies to a single staff in a system.* Anchored to a time position.
(P50)
* The distinction between System and Staff text matters for ensemble scores.
System text will extract to all parts. Staff text will only extract to the part to
which it is anchored.
 つまり、"System text"(総譜テキスト) は、パート譜を抽出しても、どのパート譜にも出ます。アンサンブル全体にわたる指示とかを書き込む目的で使います。
 一方、"Stuff text"(譜表テキスト) は、それが書かれたパート譜のみに妥当する文言なので、そのパート以外のパート譜には現れません。

 『楽典 99年第86刷』(P22)では、「合唱曲、合奏曲などでは、いくつかの譜表を結んで各パートを記譜する。その譜表を総譜という」とあります。これは、System の説明の内容そのものです。

 ちなみに、 『楽典』の「総譜」のあとには、「(英 Score)」が挿入されていますが、これは誤訳です。Score は楽譜という意味しかありません。総譜は、System や Full score や Scores です。パート譜も楽譜ですから、score です。「スコア」を総譜という意味で使っている人もいると思いますが、誤訳が拡散してしまい和製英語になったと推測します。または、フルスコアを短縮してスコアと呼ぶ人を、スコア=総譜と誤解して拡散したか。
 日本語には、Score=楽譜というちゃんとした訳語があって定着していますので、誤訳か和製英語のスコアは避けたほうがいいでしょう。

2.System は、全体(最初から終わりまで。これは楽譜に一致する)にも使うし、System の単位(つまり「総譜の小節」)を指すこともあります。
 これは、高校で英文法を勉強した人は聞き覚えがあると思うのですが、「物質名詞」とか「抽象名詞」というものです。たとえば、水はどの量でも水です。個が意識できる形がない「概念」の場合、つねに単数形を使います。このことは、Staff(Stave) でも同じです。ある小節を指すこともあるし、全体を言っていることもあります。前者は、bar, measure と言い換えが可能です。

3.System の構造と助数詞
 System は、垂直方向では、パート譜の入れ物です。日本語では、これを段と呼びます。つまり、system は、パート譜を入れる段を持っています。一方、水平方向、横には、時間に従って演奏される小節が順番に並んでいます。1列です。これは音声言語を記録した文字列=文章と同じです。総譜や譜表の列は、順序・流れを意識する時は「行」と呼ぶべきです。

(わかりやすい例は、本棚です。本棚には段があります。でも本棚は本に段を提供しているだけで、いわば、本棚の段は本棚の内部構造というか特質というか性格です。本棚を総譜に入れ替えると、総譜はパート譜をいれる段を提供しているわけです。総譜自体がページで段になっている時は、そのページが何かを入れる段を提供していて、裁断された総譜が入っているだけ。総譜が段であるわけではありません。総譜じゃなくても絵でも文字でもなんでもいいんです。総譜が右上から連続してなくても、紙は文句を言いません。段に乗るものに条件はつけない。順序も問わない。段に乗っているものを段の間で入れ替えてもいい。ところが、文章や譜表の場合には、入れ替えはできません。前の行からの続きという意味が省けない。だから、「行」という概念を日本語は使っているのだと思います。)
 

In reply to by YAMAKAWA

楽譜の中で使われる訳としては「総譜」でよいと思います。

※理解したので訂正します。取り消し線がないので本文削除。(要約:列を行と呼ぶのはなぜ)

進行中議論の「改行」についてはもう少し検討させてください。
現在のところほかに異論はありません。

Neco

In reply to by YAMAKAWA

 System や Stave を抽象名詞と言うのは誤りでした。
 説明しようとしたのは、連続していてどこを抽出しても同じ名前で呼ぶ、この考え方は、物質名詞と同じ考え方だ、ということです。Line と同じです。どの一部分をとっても Line です。目盛りがあったとしてもそれは人間がつけたもので本来は切れ目がないという見方が背景にあります。
 お詫びして、訂正します。 System や Stave を抽象名詞や物質名詞と呼ぶことはありません。

In reply to by YAMAKAWA

前回の発言で、楽譜内においてSystemを総譜ととらえる考え方について賛同する書き込みをしましたが、譜面上で考えられる総譜の示す範囲において疑問が生じたので、訂正し、現状ではSystem≒総譜(完全一致ではない)という意見を表明します。

Systemは確かに総譜に相当する譜表全体を表しているようですが、その機能や示すところが譜面上の総譜が配置されている段の部分を指しているように感じられます。そのため、System=総譜ではないと思われます。

1.本棚の例
YAMAKAWAさんのご指摘された、本棚の例ですがそれはYAMAKAWAさんがわかりやすい例ではないでしょうか。
私としては、楽譜の段を語るうえで本棚の段と同等に扱われるのは不相応であると考えます。
楽譜との対応を考えてみると、
・本棚は段を提供している→楽譜用紙は楽譜を書く空間を提供している(※総譜だけを書く場所を提供しているわけではない)
同レベルのものなのであれば、上のように解釈できると思います。
この時点で、両者互いに別の概念を提供しています。
ここで、
>>本棚を総譜に入れ替えると
としているので、本棚と楽譜を入れ替えたのではないということがわかります。
両者は似たような概念を持っていると推測されます。この時点では問題ないように見えます。
・総譜自体がページで段になっている時
に対しては、総譜が段になる現象と対比した本棚と対応した例が出ていません。本棚を例にして展開したならここもはっきりさせておくべきだと思います。
ここで、本棚は提供される単位が「本棚」であるとするならば矛盾が生じます。
同レベルで考えるなら、本棚の単位に相当するのは楽譜の1ページであるはずです。必ずしも「総譜」とは対応しません。
もし、総譜だけを本棚としたのなら、本棚の積み重ねについての説明が必要ではないでしょうか。
これらを見ると、その土俵が別次元のものであることが推測されます。

本棚は本を入れるものですから、それは、楽譜が総譜を収めるものである解釈し、合致を考えたほうが自然です。
楽譜の1ページの中の総譜と本棚を対応させるのは遠からずも若干の飛躍ではないかと思います。
本棚は横方向に1列に並び右端に来たらその下段の左端から続けて並びます。つまり、本棚には、制限を発生しうる右端が存在するということができます。
しかし、総譜はロール紙に書くことができれば、総譜自体に起因して制限を発生しうる右端が現れることはあり得ません。
つまり、「総譜」が「折り返し」の要因を作っているわけではないのです。そのため、本棚ど併記するのは誤解を与える表現であると言えます。
ここで、万一のため、ロール紙でなければ制限を発生しうる右端が現れるではないかという問いに対して、その制限は総譜によって生じたのではなく、ロール紙によって生じたと考えるのが自然です。
言い換えると、本棚は(分割された)本体であり、本は本棚の内容、本の中身は本の内容。それを楽譜と対応させると、本棚は楽譜の1ページ、総譜や譜表が楽譜の内容、総譜の中身が段や小節となると思います。
※本体、内容については専門用語ではありません。

本棚の例に関しては、本棚と総譜を同等とするなら、総譜が上下に積重なる現象を説明するために、本棚を上下に積み重ねたものを表現する用語が存在するのかを考えなければなりません。
もしその用語が存在しないのなら、引き合いに出す意義が明確ではありません。もともと存在しないものを例にするのは議論として不適当だと思われます。また、存在するならそれも明示しておくべきです。
例「本棚を2段に積み重ねる」など

次に、
・総譜はパート譜を入れる段の提供をしている
これはその通りであり、さらに、楽譜だけでなく歌詞の段も伴います。
・総譜自体が段になっているとき
総譜自体が段になることはないと思います。総譜という読んで字のごとくすべての譜表、すなわち上下の段だけでなく曲の初めから終わりまでを指しているのが総譜です。1つながりの曲(演奏指示による跳躍等をのぞく)であれば、本来総譜自体の段が変わったり行が変わることはないと思います。ロール紙に楽譜を書けばその様子がわかります。
・裁断された総譜が入っているだけ
そうです。その入っている場所は何なのでしょうか。私はそれを「段=System」だと考えます。
総譜自体が段であるわけではないのは私も理解できますし、もともとの翻訳の過程で「総譜」を「段」にしたつもりはありません。
・段の順序
段に対して順序は必要ありません。総譜が順序を保っています。音楽の中で「行」が順序を保っているわけでもありません。
総譜が「下に進む」または、「右方向に次のページに進む」というルールを持っているので、段がその方向に存在すれば、そこに総譜を分割して入れておくことができます。

・前からのつながりという意味で行
そのの意味は問題ないと思います。
ちなみに、「改行」するということは前からのつながりが分断される(改められる)ことを意味します。

2.スコアを楽譜とすること
これは、YAMAKAWAさんの意見に賛同してではなく、私個人の見解として賛成に近い立場です。

3.「総譜」の問題点
楽譜を作るときに必ずしも「総譜」だけを作るわけではない可能性があります。
作曲する場合は総譜に相当するものができるかもしれませんが、パート譜の清書を行うときなど、「総譜」は楽譜を書く際に必ず存在するという保証がありません。
※「総譜からパート譜を作ることができる」という反論に対して、「パート譜だけを作るユーザーもいる」ということを考慮すべきと補足

2012/05/16 18:11 レイアウト上の再編成および、表現修正

In reply to by YAMAKAWA

誤:その制限は総譜によって生じたのではなく、ロール紙によって生じたと考えるのが自然です。
正:その制限は総譜によって生じたのではなく、ロール紙を区切ったことによって生じたと考えるのが自然です。

誤:すなわち上下の段だけでなく曲の初めから終わりまでを指しているのが総譜です
正:すなわち上下の段だけでなくページに書かれた初めから終わりまでを指しているのが総譜です

In reply to by higunyan

higunyanさんこんにちは。
ソフトウェア翻訳に協力しているNecoと申します。

ご提案・ご指摘ありがとうございました。
該当箇所を確認したところ、誤訳となっていましたので修正を行いました。

なお、この翻訳結果は即時には反映されない可能性があります。
MuseScoreの次のバージョンまで更新されないこともあります。ご了承ください。

すぐに最新の日本語訳を反映させる場合は、以下の手順に従ってください。
なお、この方法で入手する最新の翻訳は修正中の項目を含む場合があります。
導入は各自の責任でお願いいたします。

1.次のアドレスからqmファイルをダウンロードします。
http://translate.musescore.org/translate/languages/ja/download

2.ダウンロードしたqmファイル(mscore_ja.qm)をプログラムフォルダ内の[MuseScore]->[locale]に入れ、古いqmファイルを上書きしてください。

先日翻訳サーバーが新しくなり,新たに翻訳を開始することができるようになりました。
以前の翻訳サーバーよりも討論しやすい環境になっています。

Ver.1の訳語については2000項目以上ありましたが,表現の一貫性を確認ながら作業してまいりました。
しかし,ソフトウェアとハンドブックでの表現が異なる箇所がいくつかあり統一の必要性があると感じていました。
そこで,ソフトウェアがVer.2.0になる事を機に表現を見なおしたほうが良いのではないかと考えています。

全体として翻訳に臨むにあたり,表現統一の観点に留意し,前バージョンの翻訳陣の見解である「ユーザーフレンドリーな訳」も考慮した上でMuseScoreのより良い翻訳をしてゆければと良いのではないかと思っています。
その際,本トピックも十分に活用されるようご留意願います。

以下これまでに検討されている翻訳改善案等
<【決】決定,【暫】暫定決定,【議】議論中,【意】意見(これから議論),【他】その他>
・【決】「Score」→「スコア」とする。
・【決】「Undo」→「元に戻す」
・【暫】「Redo」→「再実行」(DAW等の音楽系ソフトウェアでの表現から)
・【決】「Create new score from scratch」→「新しい楽譜を最初から作成」
・【決】「Barline」→「縦線」
・【決】「End / Start repeat」→「反復終了線 / 反復開始線」
・【決】「End-Start Repeat」→「反復終了開始線」
・【決】「Volta」→「反復順序記号」
・【決】「Page break」→「改ページ」

NecoによるVer.2.0の表現修正(ご意見等お待ちします。ただしすでに暫定的に翻訳を開始しています。議論が開始されるものがあれば結論後に修正を行います。)
・【暫】(表現の統一の観点から)「新しい楽譜を最初から作成」→「新しいスコアを最初から作成」
・【暫】「Break&Spacer」→「ブレーク/ペーサー」
・【暫】「Line Break」→「譜表の折り返し」
→留意事項:「Line Break」については検討が行われましたが議論が止まっています。詳細はこのコメントの下部。
・【暫】「System」→「段」(「System」という用語は言語選択の場面でシステム言語を選択する際にも現れるため,翻訳サーバーで翻訳の際には注意が必要です。)

「譜表の折り返し(改行,Line Break)」という表現について
私とYAMAKAWAさんによって1年ほど前に議論を重ねてまいりました。しかし,決着を見ていない現状です。
検討された部分はおおよそ以下の点です。
1.譜表の段を「行」と呼ぶか
2.「行」と呼んだとして「改行」と呼べるのか
3.行と段の違い
4.改行と折り返し(◎ここが重要だと思うのですが何故か議論不十分)
5.他のソフトウェアの表現
6.市販の書籍,ノートなどの表現

現在の結論
1.段に行が内包される
2.結論なし。
3.行・・・基本的に単一,段・・・行を複数内包
4.改行・・・文章のまとまりが終わったところで行を次の段に送る。区切り。
 折り返し・・・文章のまとまりが終わっていないにも関わらず,記述可能域の端に差し掛かったため次の段に送られる。
5.他のソフトウェア(SSWを例に)では譜表が画面右端で強制的に下に送られるとき「折り返し」である
6.書籍では明確な表現がない。パート=段,全パート=ブロックと言う表現はある。五線紙では段という表現が使われる。

検討事項
1.「改行」という余地は残っている。
2.この意見に対して4なのですが,十分に議論されていません。楽譜は次の「行」ないし「段」と呼ばれる部分に移り変わったとしても,つながりを断つという概念そのものが無いため意味としての「改行」は不適当。「行」であっても「段」であっても「折り返し」は意味的に問題なし。
3.終了。
4.2に同じ。
5.YAMAKAWAさんは私の出した論拠を認めているものの,十分に検討されていない。
6.終了。

注意事項
・「折り返し」は「繰り返し」ではありません。リピートと混同はありえません。音楽では明確に区別されています。
・すでに最後の書き込み(議論)から1年5ヶ月弱経過しています。
・他の方からの議論はありませんでした。

ここで現状を勘案すると放置しておくわけにもまいりませんので,現状で大きな問題なく使用していただいている「譜表の折り返し」にて暫定的に継続いたします。

今後新たに議論をしていく必要もあると思われますので,皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

In reply to by Neco

はじめまして。

一週間ほど前から日本語版ソフトウェアVer.2.0の翻訳をおこなっていたRasukaと申します。
なんとなく翻訳を開始してましい、このフォーラムの存在に、先ほど気づいたという次第です。

今後の作業については、このフォーラムの決定事項に基づいて進捗しようと考えています。
音楽の知識にも英語力も乏しい非力な人材ですが、よろしくお願いします。

In reply to by Rasuka

こんにちは、Musescore翻訳、ソフトウェア部門をメインに協力しているNecoと申します。
私も一協力者として、Rasukaさんのご協力非常に嬉しく思います。

こちらのフォーラムでは主に複数人で翻訳する際の訳語のすり合わせ、誤・悪表記の修正・改善提案をすることを目的としています。また、ソフトウェア上での表記とマニュアル上での表記の整合性も可能な限り合わせてゆく事ができるよう意見交換を行っています。
※もしWebサイトの翻訳協力をしてくださる場合は、別の権限が必要です。右側のナビメニューから[開発]>[翻訳]を御覧ください。

ソフトウェアの内部で使われている言葉にはいくつか厄介なものが存在しています。目立つものとしては、
・「chord」という単語が「音符」または「コード(和音)」どちらも表している物がある
・その言葉が使われている場所がわかりにい。インターフェース上かポップアップ・ヒントか判別できないと訳語の表現でおかしくなる。
などです。
詳しくは以前の議論も参照してください。

現在は以下のことにも留意して翻訳していますのでご確認ください。
また、議論が必要でしたら新規コメントしてください。
・助詞の扱い(優先順位) 優位>劣位
「の」>「を」
例1(良):◯◯の☓☓
例2(良):◯◯の☓☓を△△する
例3(悪):◯◯を☓☓
※例3はやむ終えない場合を除く

Musescoreの翻訳品質向上、頑張りましょう!

In reply to by Neco

Necoさん、こんばんわ。

前途のように、私は英語の文章の読解力にあまり自身がないので、ソフトウェアの翻訳を主に進めていこうと考えています。
ちなみに、プログラミングについては25年ほどやっていますので、その点では「ソフトウェア向き」と言えるかもしれません。

ご指摘のように、その語句がインタフェイスの何処に使用されているのか、注意が必要ですね。
慎重を期すために、
1)最新のNightly buildsをダウンロード
2)Resource ManagerでUpdateを実行
3)翻訳の結果がどのように表示されているのかを確認
という方法で進めて行こうと考えています。
また、現行のVer1.3と比較して、大きな差異が出ないように心がけようと思います。

> ・助詞の扱い(優先順位) 優位>劣位
> 「の」>「を」
> 例1(良):◯◯の☓☓
> 例2(良):◯◯の☓☓を△△する
> 例3(悪):◯◯を☓☓

確かに私の和訳には、「の」と「を」の使い方にバラツキがありますね。
特別な場合を除き、「の」を優先して用いるように注意します。

まだ翻訳作業に参加したばかりで、右も左も解っていません。
もし不手際があるようでしたら、ご指摘いただいたほうが助かります。

また、不明な点などあれば、この場で質問しますので、よろしくお願いします。

こんにちは、
メニューの[作成]→[テキスト]→[歌詞]
の[歌詞]は英語版が[Poet]であり[作詞者]だと思われますので、修正をお願いします。

In reply to by tcbnhrs

状況を確認してみたしたが・・・この件は「安定版のVer1.3」に関してですね。

現在、私達の方で進めている作業は「開発版のVer2.0」の方ですので、残念ながら対処方法がよく判りません。

とりあえず、「安定版のリソースの修正については、どのように行えばよいのか?」を調査してみようと思いますが。
最悪の場合、対応できないかもしれませんので、ご了承ください。

また、もし対処方法をご存じの方がいらっしゃれば、代わりに対応をお願いします。

In reply to by tcbnhrs

tcbnhrsさんこんにちは。
ソフトウェア翻訳に協力しているNecoと申します。

誤訳ご指摘ありがとうございました。
この修正は新バージョンとなるMuseScore2.0で反映されます。

現在、新バージョンの開発にあたり翻訳システムも新バージョン用に移行してしまったため、現行バージョンVer.1.3(2014.5現在トップページからダウンロードできるバージョン)の翻訳作業は終了しておりこのバージョンの誤訳修正を反映できません。
ご迷惑おかけいたしますが現行バージョン(1.3)では現在の訳語のままとなりますので、ご理解くださいますようよろしくお願いいたします。

今後もMuseScoreをよろしくお願いいたいます。

追記:応急用言語ファイル(Ver.1.3用)を用意しました。
1. mscore_ja.zip ダウンロードしデスクトップなどに展開します。
2.MuseScoreをインストールしたフォルダの中の[locale]フォルダを開きます。
3.zipを展開したフォルダの中の[mscore_ja.qm]を[locale]フォルダの中に上書きコピーします。

添付 サイズ
mscore_ja.zip 50.06 KB

2015年2月17日にMusescore2.0に向けた翻訳協力のお願いがアナウンスされました。
Call for translating MuseScore 2.0

現在(2/18)日本語化は98%程度完了しています。Musesscoreの日本語化をよりよいものにするため、協力可能な方は上記リンクを参照、確認の上ご参加ください。

なお、翻訳を制限するわけではありませんが、以下のことにご留意いただければ幸いです。
・可能な限り未翻訳部分から作業してください
・この翻訳提案のスレッドをまずご一読ください。
・既存の翻訳を変更する際はこの翻訳提案のスレッドにまず提案をお願いします
・修正時など、既に他の協力者が翻訳済みのフレーズに対してまったく同一内容での上書き翻訳はお互いのためにお避けください。

この留意点を掲示した理由は、過去5年以上にわたる翻訳に関わるMusescore日本語化の累積が根底にあるからです。
現在翻訳部分が4000フレーズ(1万語)以上となっていますが、可能な限り整合性を確認しています。
部分によっては日本語ハンドブックとの整合性も注意しなくてはならないため、既存の翻訳を変更することは大きな問題になってしまう場合があります。

※昨日までの数日間に新規で協力していただいた方、本当に有難うございます。
※翻訳箇所は確認の後、追記内容、修正内容によっては整合性を確認の上、修正、訂正させていただくことがあります。

表記の一貫性がない部分を暫定的に修正しました。
訂正箇所:ページ設定ダイアログ>紙の方向を設定するチェックボックスの説明
旧:ポートレイト  新:縦
旧:横方向     新:横
暫定的なものなのでさらによい表現がある場合は提案お待ちします。

In reply to by kazuma yamamoto

ありがとうございます。
確か「横方向」は訳した覚えがあるのですが、ポートレイトのほうはよく覚えていないのでおそらく元々「縦方向」となっていたのかもしれません。時々ソフトウェアのアップデートに伴って翻訳済みの単語がリセットされてしまうことがあるので、追記時にその単語だけ脈絡なく翻訳画面に出てきたのではないかと推測しています。

これで大丈夫そうであれば、1週間くらい時間を置いてハンドブックも改修してよいのではないかと思います。

時代の変化に伴い次の単語について言い換えがあれば議論してみたいと考えています。
※ふとした思いつきです。この提案は緊急を要するものではありません。
原文:rewind  翻訳:巻き戻し
提案理由:現在のディジタル機器が普及した家庭には巻き戻し機能がついているものが少なくなっているため。

In reply to by Neco

確かに巻き戻し機能がついている機器は現在少なくなっていますよね。

しかしながら、”巻き戻し” はこのままでも良いかなと考えます。
僕は50〜60歳くらいの方達にMuseScoreの使い方を教えることがあるのですが、
その時に、この”巻き戻し”という単語はとても伝えやすく、分かりやすいです。

先日公開されたVer2.3においてMuseScore Extension が実装されました。
それに伴って、Extensionの部分の翻訳を「拡張機能」としました。ExtensionやExtensionsがどの位置にあるのか調査し、さらに訳語を最適化していく必要があります。
個人的にはExtensionはカタカナで「エクステンション」またはそのまま英語のままでも、日本語感からして問題ないのではないかとも思っています。
※気になっている部分:リソースマネージャを開き、[拡張機能]という表現までは良いように思います。そのリストのタイトル行が[拡張]となってしまっているのがおかしいような気がします。「プラグイン」のように抽象的な広い意味の外来語のような表現(ここで言う「エクステンション」)もいいのではないかと思っています。

ご意見等ありましたらよろしくお願いします。

In reply to by Neco

僕は「拡張機能」でいいな、と思います。
「エクステンション」だと、なんだか長いし、Extensionのままだと、突然英語が現れる形になるなあと感じます。

リソースマネージャーのリストのタイトルですが、確かに、「拡張」だと、なんだか言葉たらずな感じですね。ここも「拡張機能」にしたら良いかなと思います。

In reply to by kazuma yamamoto

そうですね、「拡張機能」としてしまうのもよいと思います。

少し前に気づいたのですが拡張機能ファイルの読み込みに際して訳語に不要な文字が入っていたようで、うまくフォルダ指定ができないことが判明しました。そこで、修正を試みたのですが、ありがたいことにすでに修正されていました。
機能が使えなくなるような重大な翻訳違いだったので、周知のためにもこのサイト内に記録を残してほしかったのですが、その方はここには書き込みしてくれなかったようです。。。(涙)
ということで、念のため記録まで。

はじめまして! Syuuと申します。
質問させてください。
●演奏中小節の次の小節が常に見れるような設定はできますか?
、、演奏がスムーズになるのですが・・

よろしくお願いいたします。

Ver.3がリリースされたということでおめでとうございます。
最近更新に来られませんでしたが,取り急ぎ訳語の確認を行いました。
1か月ほど前に翻訳された部分について訳語の一貫性の観点から,異なる訳語になっていた個所を修正いたしました。この後も調査の後,明らかに今までの名付け方と違うものがある場合には修正し報告いたします。その際,必要に応じて新訳語等を検討させていただければよいのではないかと思っています。よろしくお願いします。

以下今回修正した部分です。
< 元:異なる訳語:共通化されている訳語:最終的に登録した訳語 >
Score : 楽譜 : スコア : スコア  ※出現箇所→新機能の[2つのスコア比較ツール]

助詞の優先順位(下記)が不整合なもの
<上位優先>
1.○○の●●
2.○○の●●を△△
3.□□を××
3.□□を××に▲▲

※追記2019/1/4 17:15
要確認訳語

元:訳語:検討語:出現場所
Cutaway : カッタウェイ : 音符のある部分のみ残す :コンテクストメニューから譜表/パートのプロパティ

他,ソフトウェア技術的に実装されている表記の部分を修正しいました。
元:訳語:修正後
&Toolbars : ツールバー : ツールバー(&T)
&Intervals : &音程 : 音程(&I)
&Tours : &ツアー : ツアー(&T)

MuseScore翻訳時の助詞の優先順位の原則に基づいて調べてみました。
次の物について該当箇所が多く、修正の必要があるか検討したいのでご意見ください。

<元の文 : 翻訳されている文 : 原則にのっとった文 >
Reset '???' value : "???"をリセット : "???"のリセット

もし、「どちらでもよい」というのであれば、または「”を”の表現でなければ適さない」というのでなければ、訳語の統一感の観点から原則の通りの表現に修正したいと考えています。
この訳をしていただいたksknhtさんという方は多数の翻訳に尽力してくださいました。
あいにくksknhtさんは自己紹介のトピックや提案トピックに書き込まれておらず、直接メッセージもいただいていないことからどのような意図で決断なされたのか推定できずにいます。

皆さんのご意見をお願いいたします。

In reply to by Neco

Pardon my English in this post. Since this is all about translating from English to Japanese I expect everyone will be able to read this. I read all of the Japanese posts in these forums through a translation. If you run across words that are not clear in their meaning or intent in English do not hesitate to ask for clarification. I will answer when I see the post. You can also ask in the English "Translation" forum for clarification. I have seen questions about certain words in the English forum and the translators of various languages use the responses to find a better way to translate these words.

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